「安川幸利」の記事

安川幸利

安川幸利(やすかわゆきとし)

NewsInsight 編集・記者

Slack、2019年最初の仕事はロゴ変更!? 目的はデザインの統一

Slack、2019年最初の仕事はロゴ変更!? 目的はデザインの統一

2019.01.17

チャットサービスのSlackがブランドロゴを変更

リニューアルに込められた想いとは?

1月16日(米国時間)、Slackがブランドロゴのリニューアルを発表した。

変更の理由としては、「Slackサービス開始から約5年の間の成長や変化を受けて、ロゴを以前よりシンプルでわかりやすくかつ一貫性のある、新しいデザインに進化させる必要性を感じたため」だという。

今回発表された新ロゴ

もともと、Slackの最初のロゴは、創業前に作られたもの。チャンネル名の前についている「#(シャープ)」に似せたものだった。

しかし、「11色という多数の色で構成されていること」「白地以外の背景に配置したり、角度を間違えたり、色の微調整を誤ると微妙な見た目になる」など、扱いが難しかったのだという。そのため、用途別に複数のバージョンをデザインしていたが、利用シーンによって異なるロゴが表示される結果を招いてしまった。

さまざまなパターンのロゴが存在していた

そこで、「色使いもよりシンプルに。そして洗練されていながらも、元のロゴの本質を引き継いだ従来のロゴの進化版であり、あらゆる場所で柔軟に活用しやすく、なによりも Slack というブランドをうまく象徴するロゴ」として、新しいデザインを発表するに至ったわけだ。(参考:同社ブログ)

さまざまな場所でも対応できるようになった

たしかに、さまざまなパターンのロゴやアイコンがあり、統一感はなかった。本誌で連載中の「はじめてのSlack 超活用マニュアル」でも、どの画像を使えばいいのか迷った記憶がある。

一般的に、ブランドロゴは、RGB・CMYKの数値が決まっているのはもちろん、周辺の余白の幅など、明確なレギュレーションを持っているケースがほとんど。今後のブランド展開を考えていく中で、ロゴのレギュレーションをしっかり決めておくことは、Slackにとって非常に重要なことだったのだろう。

なお、今回のブランドロゴのデザイン刷新は、Twitterでトレンド入りするほどまでに至った。単なるロゴ変更が話題になることは、多くのユーザーの関心を集めている証拠。日本でも社内のビジネスチャットとして、Slackを導入する企業が増えているのだろう。

使用する色が少なくなった反面、やや複雑になった新ロゴ。見慣れないうちは戸惑う人も出てくるだろうが、それも程なくして目に馴染んでいくのだろう。

2月2日を「VRの日」に、VTuberも業界キャンペーンへ参加表明

2月2日を「VRの日」に、VTuberも業界キャンペーンへ参加表明

2019.01.16

ロケーションベースVR協会が2月2日を「VRの日」に制定したと発表

同日を選んだ理由とは……?

施設型VRの運営にかかわる事業者によって構成されたロケーションベースVR協会は、2月2日を「VRの日」に制定したことを発表した。

見え……ない……?

なぜ2月2日なのかというと、両手でピースサインを作り、左手の中指を少し外に曲げれば……「vr」に見え……ない気がする。が、VR協会は「こちらシンプルにそうは見えてこないというご意見もあるかもしれませんが、じきに見えてまいると思いますのでご理解いただけますと大変ありがたいです」とコメントしている。

「VRの日」制定に関連して、2019年1月26日から2月11日の期間、「冬は家族でVR」をテーマに、業界横断キャンペーンを実施。具体的な内容はまだ発表されていないが、主要VR施設を運営している企業やVTuberがキャンペーンの参画を表明しているそうだ。はたして、2月2日にダブルピースのポーズでSNS投稿をするVTuberはどれほど現れるか。Twitterの動きに注目したい。

キャンペーンのバナー

AR/VR関連の市場は、2022年まで全世界での年間平均成長率が71.6%にもなるという予測(IDC調べ 2018年)がある一方、PS VRやOculus Rift、HTC Viveといったゲーム機器、アミューズメント施設「VR ZONE」オープンなど話題が重なり、メディアがこぞってVRを喧伝した2016年頃に比べると、今年は今のところ目立った話題がないようにも見える。この記念日が、幾度となく繰り返された「VR元年」に終止符を打ち、一般的な普及への足掛かりとなるかどうかも、気になるところだ。

新宿・歌舞伎町にあるVR体験施設「VR ZONE SHINJUKU」。2019年3月31日で営業を終了するので、まだドラゴンクエストVRやゴジラVRを体験していない人はぜひ
ミクのアシストで“To LOVEる”回避!? ホンダの「osoba」で次世代ドライブ

ミクのアシストで“To LOVEる”回避!? ホンダの「osoba」で次世代ドライブ

2019.01.12

ホンダとドワンゴが共同でスマホアプリ「osoba」をリリース

スポーツカーS660と接続することでクルマのステータスを確認できる

走行中は初音ミクがさまざまな言葉をかけてくれる

osobaの画面イメージ

ホンダとドワンゴは、スマートフォンアプリ「osoba」を共同で開発し、1月11日に提供開始した。

同アプリは、スマートフォンをホンダのスポーツカーS660にUSB接続することで、ガソリンの残量など、クルマのステータスを確認できるというもの。走行中には、ボーカロイドの「初音ミク」が「速くなってきたので制限速度に気を付けてね」「右に曲がっています」などの言葉をかけてくれる。

今回、アプリのリリースに合わせて、S660に初音ミクのデザインを施したコラボラッピングカー(いわゆる痛車)を手がけると発表。幕張メッセで開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン 2019」で、完成車が披露された。

公道でもちゃんと走れる初音ミクのデザインカー

今回、痛車のデザインを担当したのは漫画家の矢吹健太朗氏。矢吹氏といえば、週刊少年ジャンプで『BLACK CAT』や『To LOVEる -とらぶる-』などを連載していた漫画家である。特に『To LOVEる -とらぶる-』では、大胆な描写が話題となり、多くの人から「矢吹神」と崇められるようになった。

はたして、今回彼の手がけたコラボカーは、どのようなデザインに仕上がったのだろう。その完成車はこちらだ。

彼のイラストで公道を走ることはできるのか? 湯気は仕事をするのか? どんなTo LOVEるが起きるのか? 矢吹氏がデザインすると聞いて、そんな不安を抱いた人も少なくないかもしれないが、ちゃんと全年齢対象のコラボカーに仕上がった

矢吹氏のデザインした初音ミクは、カワイイ系にまとめながらも、「ジャケットは着る! …けどなんか透けてる!」「肩を出せないなら腋を出す!」など、独自のこだわりがふんだんに込められている。

ちなみに、今回矢吹氏の描き下ろしたラッピングカーは、「Honda Cars東京中央」で予約すれば、実際に体験乗車することができる。世界で1台の矢吹ミク車でドライブすれば、注目を集めること間違いなしだ。また、1月21日からは、特定のHonda Carsにおいて、osobaを使用したS660の試乗が可能だという。

ブースには矢吹氏直筆イラストも

また、東京オートサロンでは、プロコスプレイヤーのえなこさんが、矢吹神のデザインした初音ミクの衣装を身にまとって降臨したので、そちらの様子も紹介しよう。

osobaの登場によって、「自動車が意思をもって話しだす」という、かつて物語の世界でしか存在しなかったようなことが、現実の世界でも実現されつつあることを実感した。

便利で、そしてワクワクするようなカーライフが、すぐ目の前まで近づいてきているのではないだろうか。