需要は確実? マツダが3列シートSUV「CX-8」で創造する新たな市場

需要は確実? マツダが3列シートSUV「CX-8」で創造する新たな市場

2017.04.29

マツダは3列シートの新型クロスオーバーSUV「CX-8」を発売する。同社の新世代商品群で初となる多人数乗用車で、価格は300万円台前半を想定。2017年中の市場投入を予定する。ミニバンに取って代わるマツダ車の登場は、日本の自動車市場にインパクトを与えそうだ。

現時点で内装の画像しか公開されていないマツダ「CX-8」

魂動デザインの3列シートSUV

これまでに判明しているCX-8の情報を整理しておくと、サイズは全長4900mm、全幅1840mm、全高1730mm。前輪と後輪の間(ホイールベース)は2930mmだ。エンジンはマツダの新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を搭載。乗車定員は6~7人となる。300万円台前半というのは、ベーシックなグレードでの想定価格だという。

このサイズ感だが、横幅はマツダの人気車種「CX-5」と同等。全長はCX-5より355mm長い。ホイールベースはマツダが北米戦略モデルとして展開している3列シートSUV「CX-9」と一緒だ。

左がCX-5、右がCX-9

新世代商品群に属する新型車なので当然だが、CX-8はマツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブテクノロジー)」とデザインテーマ「魂動(こどう)」を全面的に採用する。マツダによると、CX-8では「マツダらしい走りやデザイン・質感を備えながら、3列目まで大人がしっかり座れるパッケージングを実現」するという。

このクルマが的を射た商品だと思う理由はいくつかあるが、注目したいのはCX-8が、普通であればミニバンを選ぶような客層に訴求できそうなところだ。

ミニバンユーザーに新たな選択肢

偶然ではないのだろうが、マツダがCX-8の発売を発表した2017年4月28日は、同社の決算説明会が開催される日だった。「ミニバンに代わる新たな市場の創造に挑戦する」。説明会に登壇したマツダ代表取締役社長の小飼雅道氏は、CX-8に掛ける想いをこのように語った。

CX-8で新たな市場を創造したいと語った小飼社長

想像の域を出ない話だが、自動車を購入する際、外部環境に迫られてミニバンを選ぶ人は少なからず存在するのではないだろうか。クルマ好きで、もともとはSUVやセダン型のクルマに乗っていた人が、家族が増えたため、乗車定員を確保しようとミニバンに乗り換えるようなケースだ。こういう人に訴えかけるものを、マツダはCX-8に詰め込んできそうな気がする。

CX-8の実車を見るのは新車発表会を待たなければならないが、デザインは現行のCX-5や「ロードスター」などと共通する「魂動」を採用するわけだから、もっさりしたクルマにはなりそうもない。走りの部分についても、「走る歓び」を掲げる同社が手を抜くとは思えないので、「たくさん人を乗せなければならないが、かっこいいクルマに乗りたいし、運転も楽しみたい」というような需要にCX-8がはまる可能性は十分にありそうだ。

マツダの新世代商品群。この仲間にCX-8が加わる

最後に、CX-8の可能性についてマツダ広報に聞いた話も交えつつ見ていきたい。

ライバルは少ない?

まず事業環境を見ておくと、国内の3列シートSUV市場は月間3000台程度の規模だという。ミニバンはどうかというと、よく街で見かける印象の車種であるにも関わらず、市場動向としては先細り感があるらしい。ミニバンに取って代わるように伸びているのがSUV市場だ。

3列シートSUVでCX-8のライバルとなりうる車種を考えてみると、例えば三菱自動車「アウトランダー」は7人乗りで、価格は253万8000円から328万4280円という設定。日産自動車「エクストレイル」は2列と3列を選べるが、3列タイプは248万5080円から297万1080円という価格設定だ。国産ではトヨタ自動車「ランドクルーザー」も3列だが少し毛色が違う。輸入車勢の3列シートSUVは価格帯が違うので、CX-8とは正面から競合しそうにない。

欠けていたピースを手に入れたマツダ

小型車の「デミオ」、コンパクトSUVの「CX-3」、セダンの「アテンザ」、スポーツカーのロードスターなど、さまざまな車種を取りそろえるマツダの新世代商品群だが、訴求できていなかったのが多人数乗車のニーズだ。

マツダファンであっても、時間がたてば外部環境は変化する。例えばロードスターでマツダファンになり、新世代商品群のクルマにも乗ってきたような人がいるとしても、その人が多人数乗車に適したクルマをマツダで探すとなった場合は、旧世代商品に属する「プレマシー」か「ビアンテ」しか選択肢がなかった。ここに登場するのがCX-8だ。ちなみに、プレマシーとビアンテの生産は2017年度で終了するという。

ロードスターでマツダファンになった人も、家族が増えたりすれば選べる車種は限られてくる

マツダ広報によると、新世代商品群に乗るユーザーからも、3列シートの新型車を望む声を聞くことがあったという。なのでCX-8は、ある程度は需要が見えている新型車だといってもいいだろう。あとは、ミニバンしか選択肢がないと思い込んでいる人に対し、このクルマをいかにして売り込むかが焦点となる。

LINE WORKSを削除(解約)するには?

LINE WORKSを削除(解約)するには?

2019.03.21

LINE WORKSを解約したいと思ったら

解約の前にまずは「所属メンバーの削除」を行う

ユーザーは自分のアカウントを削除できるの?

LINE WORKSを試験的に導入したけれど合わなかったという場合や、利用していたプロジェクトが終了したから削除したいという場合に備えて、LINE WORKSを削除(解約)処理する手順をまとめておく。

LINE WORKSの削除はメンバー削除から

「管理者画面」を開いた上で「基本設定」を開くと、左メニューの一番下に「LINE WORKSの解約」という項目がある。ただし、使っている最中にいきなり解約しようとしても「解約できません」と表示されるはずだ。解約のためには、先に所属メンバー全員を削除しなければならない。

「基本設定」で「LINE WOKRSの解約」を選択
メンバーが残っていると解約できない

メンバー削除は、上メニューで「メンバー」を選んだ画面から行える。最高管理者は削除できないため、解約準備ならば上部のチェックボックスを使って全員を一括選択してから、最高管理者のチェックだけを外すのが簡単だ。上にある「削除」をクリックすると確認画面が表示されるので、「メンバー削除」で完了させよう。

なお「副管理者」など役職者については先に権限を削除してからでなければメンバー削除ができないので注意して欲しい。

「メンバー」で最高管理者以外を選んで「削除」をクリック
確認画面で「メンバー削除」をクリックしよう

解約理由を添えて処理完了

再度「基本設定」で「LINE WORKSの解約」を選ぶと、メンバーの削除が完了していれば解約へ進む画面が表示されるはずだ。最高管理者のパスワードと、解約理由のアンケートを入力すれば解約が完了する。

最高管理者のパスワードを入力
解約理由のアンケートも必須項目だ

個人アカウントの削除方法は?

LINE WORKSを管理者ではなくユーザーとして利用している場合、自分のアカウントを削除することはできない。

LINE WORKSのユーザーアカウントは、会社のメールアドレスのようなイメージだ。アカウントに利用する文字列などはユーザーが決められるが、アカウントの存在自体は管理者がそれぞれに発行している。そのためユーザー側はログインしないことで「使わない」状態にはできても、削除はできない。もし退職する、プロジェクトから外れるなど事情がある場合には、管理者にメンバー削除の依頼を出そう。

同じく、最高管理者の権限を持っている人が異動等でアカウントを削除したい場合には、まずは権限の委任をして、一般ユーザーになってからメンバー削除をしてもらう必要がある。

「LINE WORKS 完全指南 設定&使い方」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/lineworks

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総務省施策が追い風に? 携帯分離の「歴史的チャンス」狙うファーウェイ

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2019.03.20

モバイル業界を変える「携帯値下げ議論」が過熱

ファーウェイは日本を取り巻く環境を「歴史的チャンス」と発言

コスパ高いミッドレンジ端末でシェア拡大を目指す

20日、NTTドコモが特定の端末の購入を条件に通信料金を割り引く「docomo with」、購入する端末に応じて通信料金を割り引く「月々サポート」を終了する方針を固めたという報道が話題となっている。

国内のモバイル業界では携帯電話料金見直しが進んでおり、3月5日には総務省が中心に進めてきた端末代金と通信料金の分離が閣議決定された。NTTドコモは分離プランを軸とした新料金プランを4月に発表する見込みだ。

日本のモバイル市場を大きく変えるこの動きを「歴史的チャンス」と見ているのがファーウェイだ。2018年末から米中対立が加速する中、ファーウェイが打ち出すメッセージも語気を強めている。果たして日本市場でシェアを拡大できるのだろうか。

逆風吹けども、依然として業績は好調

今年に入り、ファーウェイの周辺が騒がしい。3月7日には、ファーウェイは米国政府を相手取って訴訟を起こした

さらにその内容をFacebookでライブ配信するなど、米国以外の世界市場に向けたメッセージにもしており、そのメッセージをまとめたウェブサイト「Huawei Facts」は、わざわざ日本語版も用意している。

2018年末から続く米中対立を巡る報道は、ファーウェイの業績にどのような影響を与えたのか。MWC19でインタビューに応じたファーウェイ・ジャパンの呉波氏は、「一部の消費者は影響を受けたが、2019年に入ってから売上は大幅に伸びている」と語った。

ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏

話題の「折りたたみスマホ」でもファーウェイは先行する。

ファーウェイに先立って折り畳みスマホを発表したサムスンだが、こちらはMWCではガラスケース内での「展示」のみにとどまったのに対し、ファーウェイは「Mate X」の実機を用いて報道関係者に折り曲げを試させるなど、製品化で一歩先を行っていることをアピールした。

ファーウェイの折りたたみスマホ「Mate X」。報道陣には手に取って折り曲げてみる機会も用意された

Mate Xは次世代移動通信の「5G」にも対応しており、日本では5Gサービスの開始を待って投入時期を見極める方針だという。

ちなみに3月26日に発表予定のフラグシップ機「HUAWEI P30」シリーズは、例年通りのタイミングで日本市場に投入するようだ。SIMフリーでの発売だけでなく、ドコモが採用した「HUAWEI P20 Pro」のように大手キャリアによる採用があるかどうかも注目したい。

分離プランを「歴史的チャンス」と捉えるワケ

一方、2019年の国内モバイル市場で話題となっているのが携帯料金における「分離プラン」の導入だ。KDDIとソフトバンクはすでに導入済みだが、NTTドコモは4月に発表する新料金プランから本格導入するとみられている。

分離プランの特徴は、NTTドコモの「月々サポート」のように回線契約と紐付けた端末の割引が禁止される点だ。端末の割引自体が禁止されるわけではないというものの、大幅な割引は難しくなる。その結果、10万円を超えるようなハイエンド機ではなく、3〜4万円で一括購入しやすいミッドレンジ機の需要が高まるとの見方が有力だ。

この動きをファーウェイはどう見ているのか。

呉氏は「非常に重要視している。スマホが登場したときや、SIMフリー市場が始まったときのインパクトに引けを取らない、歴史的な瞬間になる」と興奮気味に語る。

日本のSIMフリー市場でベストセラーとなった「HUAWEI P20 lite」を始め、ファーウェイのミッドレンジ機のラインアップは厚い。モデルによってはフラグシップと同じCPUでミッドハイの価格を実現するなど、コスパの高さも特徴だ。大手キャリア向けにさまざまな提案ができる体制といえる。

フラグシップと同じ「Kirin 980」搭載でミッドハイ価格の「HONOR View 20」

また、5G対応も順調だ。

モバイルWi-Fiルーターに強みを持つファーウェイは、MWC19でも5G対応ルーターを多く出展していた。日本ではまだ周波数の割り当てが終わっていないものの、国内大手キャリアは2019年内にもプレサービスを始める動きがある。5Gスマホが普及するまでの間、5Gルーターの需要は高まる可能性がある。

5G対応のモバイルWi-Fiルーターも出展していた

ミッドレンジ市場の拡大を狙って、今年はシャープやサムスン以外にも、ソニーモバイルの参入も予想されている。

この価格帯が激戦区になることは間違いないが、ファーウェイはその中で高コスパの製品ラインアップや、国内での地道な販促活動やブランドメッセージの打ち出しによって対抗していく構えだ。

ヨドバシカメラ梅田店での販促イベントの様子
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