ブレンド茶のパイオニアは1位をとれるか? 十六茶のメッセージ力

ブレンド茶のパイオニアは1位をとれるか? 十六茶のメッセージ力

2017.02.07

アサヒ飲料は、ブレンド茶のパイオニア「アサヒ 十六茶」をリニューアル発売する。ブレンド茶市場で2位の座にある同商品は、7年連続で販売数量が増加、昨年にはブランド史上最高を記録するなど、調子がいい。今年の戦略、そしてその先に狙うものとは?

2月6日、都内で行われた発表会には報道関係者などが多数集まり、ただのリニューアル商品発表会とは違った雰囲気につつまれていた。

人々の視線の先には……。

熱心にカメラを向けるのは、カメラマンだけではない。スマホに写真を収めるスーツ服姿の方が目立った。

ブレンド茶というと、このアサヒ 十六茶と爽健美茶が頭に浮かぶ人も多いだろう。十六茶は、ブレンド茶で2位。その前を走るのが、爽健美茶という市場になる。

“健康”と16種類へのこだわり

「東洋健康思想に基づいた16素材の健康ブレンド」がうたい文句の十六茶。発売開始の25年前から、茶葉の種類は変更しつつも16種類であることは変えずにきている。今年は健康価値のさらなる強化に向け、近年注目を集める健康素材「ゆりね」「エゴマの葉」を採用。さらにパッケージでは、より“健康感”が伝わるように表現を強化したという。

25年ブランドが続き、さらに7年連続で販売数量が増加、昨年は過去最高の2405万(前年比8%増)という数量にたどり着くことができた理由はなにか。

司会者にリクエストされて、恥ずかしそうに「おいしさ出てこーい!」と、お茶に呼びかける人気女優の新垣結衣さん。「恋」ダンスでブームを巻き起こした「逃げるは恥だが役に立つ」のみくりを思いこさせるエプロン姿で、今回のリニューアルを機に、全国9カ所・10店舗のカフェとタイアップして期間限定で行われる、「マイブレンド体験」を壇上でやってみせた。

自分好みの素材をブレンドできるのも楽しそう!

ベースの十六茶に、好みの素材を組み合わせて自分オリジナルのブレンドを作る。狙いは16素材がブレンドされている、健康ブレンド茶を“実感”してもらうことだ。

昨年は東京・代官山のみでイベントを行ったが好評だったため、今回は規模を拡大。「前回のように、SNSにアップして友達とかと楽しんでほしい」と新垣さんが語るように、SNSで拡散され、体験した人が回りの人と体験を共有してもらいたいと、SNSでの拡散効果を狙った戦術だ。

メッセージの強化

ここ7年の連続増加理由は、ブランドメッセージのブラッシュアップにある。近年、健康への意識の高まりから“飲みやすさ”だけでなく、“健康”を意識した飲み物であることをメッセージとして押し出すようにした。

ただ単にブレンドしたわけではない! とアピール

その結果が、昨年の過去最高につながっていると同社は分析。CMに出演している新垣さんについては9年連続となるが、健康というイメージと新垣さんの元気で明るい雰囲気がマッチしていると、9年という異例の長さでの起用になっているという。

女性の目から見ても、笑顔がまぶしい。十六茶というとガッキースマイルという印象を持つのは私だけではないのでは?

今年は一歩進んで、健康の”実感”をキーワードにメッセージを発信。先に述べたカフェコラボの強化のほか、量販店と組んで、店頭でもブレンド体験ができるようにしていくという。「来年にはブレンド茶でナンバー1を目指す」と大越洋二執行役員は宣言した。

爽健美茶も「健康」をキーワードに打ち出しているが、ライバルに対しては、やはり、体験を通じて、十六茶が健康ブレンド茶であることを“実感”してもらうことで、同商品を選んでもらいたいそうだ。

ブレンド茶のパイオニアでありながら、1位の座を爽健美茶に譲っている現状だが、このまま来年1位をとれるかどうか。より”実感”に力をいれた施策は、効を奏すか注目していきたい。

LINE WORKSを削除(解約)するには?

LINE WORKSを削除(解約)するには?

2019.03.21

LINE WORKSを解約したいと思ったら

解約の前にまずは「所属メンバーの削除」を行う

ユーザーは自分のアカウントを削除できるの?

LINE WORKSを試験的に導入したけれど合わなかったという場合や、利用していたプロジェクトが終了したから削除したいという場合に備えて、LINE WORKSを削除(解約)処理する手順をまとめておく。

LINE WORKSの削除はメンバー削除から

「管理者画面」を開いた上で「基本設定」を開くと、左メニューの一番下に「LINE WORKSの解約」という項目がある。ただし、使っている最中にいきなり解約しようとしても「解約できません」と表示されるはずだ。解約のためには、先に所属メンバー全員を削除しなければならない。

「基本設定」で「LINE WOKRSの解約」を選択
メンバーが残っていると解約できない

メンバー削除は、上メニューで「メンバー」を選んだ画面から行える。最高管理者は削除できないため、解約準備ならば上部のチェックボックスを使って全員を一括選択してから、最高管理者のチェックだけを外すのが簡単だ。上にある「削除」をクリックすると確認画面が表示されるので、「メンバー削除」で完了させよう。

なお「副管理者」など役職者については先に権限を削除してからでなければメンバー削除ができないので注意して欲しい。

「メンバー」で最高管理者以外を選んで「削除」をクリック
確認画面で「メンバー削除」をクリックしよう

解約理由を添えて処理完了

再度「基本設定」で「LINE WORKSの解約」を選ぶと、メンバーの削除が完了していれば解約へ進む画面が表示されるはずだ。最高管理者のパスワードと、解約理由のアンケートを入力すれば解約が完了する。

最高管理者のパスワードを入力
解約理由のアンケートも必須項目だ

個人アカウントの削除方法は?

LINE WORKSを管理者ではなくユーザーとして利用している場合、自分のアカウントを削除することはできない。

LINE WORKSのユーザーアカウントは、会社のメールアドレスのようなイメージだ。アカウントに利用する文字列などはユーザーが決められるが、アカウントの存在自体は管理者がそれぞれに発行している。そのためユーザー側はログインしないことで「使わない」状態にはできても、削除はできない。もし退職する、プロジェクトから外れるなど事情がある場合には、管理者にメンバー削除の依頼を出そう。

同じく、最高管理者の権限を持っている人が異動等でアカウントを削除したい場合には、まずは権限の委任をして、一般ユーザーになってからメンバー削除をしてもらう必要がある。

「LINE WORKS 完全指南 設定&使い方」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/lineworks

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総務省施策が追い風に? 携帯分離の「歴史的チャンス」狙うファーウェイ

総務省施策が追い風に? 携帯分離の「歴史的チャンス」狙うファーウェイ

2019.03.20

モバイル業界を変える「携帯値下げ議論」が過熱

ファーウェイは日本を取り巻く環境を「歴史的チャンス」と発言

コスパ高いミッドレンジ端末でシェア拡大を目指す

20日、NTTドコモが特定の端末の購入を条件に通信料金を割り引く「docomo with」、購入する端末に応じて通信料金を割り引く「月々サポート」を終了する方針を固めたという報道が話題となっている。

国内のモバイル業界では携帯電話料金見直しが進んでおり、3月5日には総務省が中心に進めてきた端末代金と通信料金の分離が閣議決定された。NTTドコモは分離プランを軸とした新料金プランを4月に発表する見込みだ。

日本のモバイル市場を大きく変えるこの動きを「歴史的チャンス」と見ているのがファーウェイだ。2018年末から米中対立が加速する中、ファーウェイが打ち出すメッセージも語気を強めている。果たして日本市場でシェアを拡大できるのだろうか。

逆風吹けども、依然として業績は好調

今年に入り、ファーウェイの周辺が騒がしい。3月7日には、ファーウェイは米国政府を相手取って訴訟を起こした

さらにその内容をFacebookでライブ配信するなど、米国以外の世界市場に向けたメッセージにもしており、そのメッセージをまとめたウェブサイト「Huawei Facts」は、わざわざ日本語版も用意している。

2018年末から続く米中対立を巡る報道は、ファーウェイの業績にどのような影響を与えたのか。MWC19でインタビューに応じたファーウェイ・ジャパンの呉波氏は、「一部の消費者は影響を受けたが、2019年に入ってから売上は大幅に伸びている」と語った。

ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏

話題の「折りたたみスマホ」でもファーウェイは先行する。

ファーウェイに先立って折り畳みスマホを発表したサムスンだが、こちらはMWCではガラスケース内での「展示」のみにとどまったのに対し、ファーウェイは「Mate X」の実機を用いて報道関係者に折り曲げを試させるなど、製品化で一歩先を行っていることをアピールした。

ファーウェイの折りたたみスマホ「Mate X」。報道陣には手に取って折り曲げてみる機会も用意された

Mate Xは次世代移動通信の「5G」にも対応しており、日本では5Gサービスの開始を待って投入時期を見極める方針だという。

ちなみに3月26日に発表予定のフラグシップ機「HUAWEI P30」シリーズは、例年通りのタイミングで日本市場に投入するようだ。SIMフリーでの発売だけでなく、ドコモが採用した「HUAWEI P20 Pro」のように大手キャリアによる採用があるかどうかも注目したい。

分離プランを「歴史的チャンス」と捉えるワケ

一方、2019年の国内モバイル市場で話題となっているのが携帯料金における「分離プラン」の導入だ。KDDIとソフトバンクはすでに導入済みだが、NTTドコモは4月に発表する新料金プランから本格導入するとみられている。

分離プランの特徴は、NTTドコモの「月々サポート」のように回線契約と紐付けた端末の割引が禁止される点だ。端末の割引自体が禁止されるわけではないというものの、大幅な割引は難しくなる。その結果、10万円を超えるようなハイエンド機ではなく、3〜4万円で一括購入しやすいミッドレンジ機の需要が高まるとの見方が有力だ。

この動きをファーウェイはどう見ているのか。

呉氏は「非常に重要視している。スマホが登場したときや、SIMフリー市場が始まったときのインパクトに引けを取らない、歴史的な瞬間になる」と興奮気味に語る。

日本のSIMフリー市場でベストセラーとなった「HUAWEI P20 lite」を始め、ファーウェイのミッドレンジ機のラインアップは厚い。モデルによってはフラグシップと同じCPUでミッドハイの価格を実現するなど、コスパの高さも特徴だ。大手キャリア向けにさまざまな提案ができる体制といえる。

フラグシップと同じ「Kirin 980」搭載でミッドハイ価格の「HONOR View 20」

また、5G対応も順調だ。

モバイルWi-Fiルーターに強みを持つファーウェイは、MWC19でも5G対応ルーターを多く出展していた。日本ではまだ周波数の割り当てが終わっていないものの、国内大手キャリアは2019年内にもプレサービスを始める動きがある。5Gスマホが普及するまでの間、5Gルーターの需要は高まる可能性がある。

5G対応のモバイルWi-Fiルーターも出展していた

ミッドレンジ市場の拡大を狙って、今年はシャープやサムスン以外にも、ソニーモバイルの参入も予想されている。

この価格帯が激戦区になることは間違いないが、ファーウェイはその中で高コスパの製品ラインアップや、国内での地道な販促活動やブランドメッセージの打ち出しによって対抗していく構えだ。

ヨドバシカメラ梅田店での販促イベントの様子
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