学割で18以下を優遇、MVNO級の料金で攻める大手キャリアの思惑

学割で18以下を優遇、MVNO級の料金で攻める大手キャリアの思惑

2017.01.21

大手携帯3社が今年の学割施策を発表した。NTTドコモは1年間、毎月実質1,000円値引き引きするという標準的な内容にとどまる一方、auとソフトバンクが月額2,980円から利用できる料金プランを提供するなど、18歳以下を非常に優遇した施策を打ち出している。各社の狙いはどこにあるのだろうか。

学割で18歳以下だけを優遇したau

携帯電話大手3社は今年も春商戦に備え、メインターゲットとなる学生を優遇した割引施策、いわゆる"学割"を打ち出している。昨年の学割は料金の割引ではなく、高速通信容量を増量するという、従来とは大きく異なる学割施策であったことが話題を呼んだが、今年の学割も、従来とは大きく異なる内容を提供するキャリアがいくつか現れている。

そうした動きを象徴しているのが、auが1月11日に発表した学割キャンペーン「auの学割天国」である。auの学割天国の大きな特徴は、18歳以下とそれ以上とで、全く異なる割引施策を提供していることにある。

実際、18歳以下向けに提供される「学割天国U18」の内容を見ると、その内容は割引というよりも、独自の料金プランを提供するものとなっている。具体的には5分間通話定額の「スーパーカケホ」と、データ通信量に応じた段階制のデータ定額サービスの組み合わせで、全ての割引が適用された場合、3GBまでは月額2,980円、5G以上20GBまでは月額5,090円で利用できる。

今年のauの学割施策は18歳以下の新規ユーザーを特に優遇した「学割天国U18」を提供。通信容量に応じた段階制の料金プランが利用でき、最安値ではMVNOに匹敵する価格を実現

最低価格の月額2,980円というのはMVNOに近い安価な料金であるし、通信容量に応じて料金が変化することから、料金に無駄が出ないのもポイントだ。従来のプランと比べると非常に使い勝手がよく、18歳以下がいかに優遇されていることが分かる。

一方で、19歳以上向けの「学割天国U25」は、「データ定額20」以上を契約している対象ユーザーに対し、26歳の誕生日まで毎月料金を500円引きするものとなっており、学割天国U18と比べると、内容にかなりの差があることが分かる。

もっとも、学割天国U18で全ての割引を受けるには、18歳以下の学生が新規契約するだけではなく、親もauに新規契約する必要があるほか、指定の固定回線を契約し「auスマートバリュー」を適用する必要があるなど、ハードルは高い。これら一連の内容を見るに、auは今年の学割施策で18歳以下、なおかつ新規契約のユーザー獲得を非常に重視していることが分かる。

新規ユーザーの獲得機会減少がその背景に

そして18歳以下のユーザーを重視する学割施策は、他のキャリアにも広がっている。ソフトバンクは昨年12月より、25歳以下のユーザーに対して1年間月額1,000円を割り引く「学割モンスター」を提供していたが、auの動きを受けて1月16日、新たにauと同様の18歳以下向け施策「学割モンスターU18」を提供することを発表している。

ソフトバンクもauに追随し、同じく段階制の料金プランが利用できる「学割モンスターU18」の提供を開始

また同じソフトバンクの別ブランドであるワイモバイルも、内容こそ違うものの18歳以下とそれ以上とで学割の内容を大きく変えてきた。18歳以下のユーザーに対しては、主力の「スマホプラン」の料金を、14カ月後から月額1,000円を割り引く「ヤング割」を提供するのに対し、19歳以上25歳以下のユーザーに対してはスマホプランへの割引を提供せず、代わりにWi-Fiルーター「Pocket WiFi」の契約者に対し、アドバンスオプション料金を3年間無料にする「Pocket WiFi学割」を提供するとしている。

ワイモバイルも、割引の形は異なるものの、やはり18歳以下の学生を優遇した学割施策「ヤング割」を打ち出している

なぜ、auやソフトバンク、ワイモバイルは新たな学割施策で18歳以下を一層優遇する方針を打ち出したのかといえば、そこには最近の市場環境変化が大きく影響していると考えられる。ここ1、2年の総務省施策によって、番号ポータビリティで乗り換えたユーザーに対してだけ端末価格が実質0円で販売し、さらにキャッシュバックを提供するなど過度に優遇する施策が事実上禁止された。その結果、他のキャリアからユーザーを奪って新規ユーザーを増やす施策が困難となってしまったのだ。

また総務省は、MVNOの競争力強化に向けた取り組みも強化しており、端末価格の高騰を嫌ったユーザーが、キャリアからMVNOや安価なサブブランドへと流出する動きが加速している。その一方で、大手キャリアが純粋な新規ユーザーを獲得する機会は、まだスマートフォンを持っていない子供世代が、新入学などを機にスマートフォンデビューを果たすタイミングくらいしか残っていないのだ。

それゆえauやソフトバンクらは、既にスマートフォンデビューを果たしている、高校を卒業した年齢のユーザーを優遇しても新規顧客の獲得にはあまりつながらないと判断。高校生ぐらいまでの年齢層とその親にターゲットを絞り、MVNOへの流出も抑え純粋な新規ユーザー獲得につなげるべく、新規契約者にMVNO並みの低価格から利用できる学割施策を提供するに至ったと見ることができそうだ。

ドコモが追随しなかった理由とは

だが、こうした流れに乗らなかったのがNTTドコモである。同社の今年の「ドコモの学割」は、当初の学割モンスター(現在は「学割モンスターU25」に改名)と同様、1年間、月額料金を1,000円割り引く(新規契約者のみ。既存の契約者に対してはdポイント1,000円分を進呈)ものとなっている。同社は25歳以下に向けた割引施策「U25応援割」を以前から展開しているので、これと合わせることで、1年間最大月額1,500円の割引になるとしているが、目新しい要素はなくスタンダードな内容にとどまっている。

なぜ、NTTドコモが他社の施策に追随しなかったのかというと、そこには同社の料金の仕組みが大きく影響していると見られる。NTTドコモは高速データ通信容量をユーザー個別で契約するのではなく、主回線で契約しているデータ定額サービスの通信容量を、家族全体でシェアすることを基本に据えている。新入学生の回線は、基本的に既に主回線を持つ親が契約する副回線となることから、データ定額サービスの契約自体がない。それゆえ18歳以下のユーザーだけに向けて、段階制の料金プランを提供すること自体困難なのだ。

一方で、NTTドコモの料金プランはシェアを前提としていることから、副回線はデータ定額サービスの料金は不要で、月額500円のシェアオプション料金を支払うのみと元々安価だ。そうした一連の仕組み上の違いが、他社と同様の施策を打ち出さなかった大きな理由につながっているといえそうだ。

とはいえNTTドコモにとっても、新規ユーザーを獲得する機会が非常に少なくなっていることは事実であり、数少ない純粋な新規ユーザーを獲得できる春商戦は、これまで以上に重要な意味を持ってくることは確かだ。他社と同じ仕組みではないにせよ、今後18歳以下のユーザーに向けて何らかの優遇施策を打ち出してくる可能性は十分考えられるだろう。

一方で先にも触れた通り、最近はMVNOをメイン回線として利用するユーザーが増えてきており、今年は春商戦にもMVNOが大きく食い込んでくると見られている。それだけに今年の春商戦は、キャリア同士の学割施策の争いだけでなく、急伸するMVNOに対してキャリアがどこまで自社ユーザーを守り抜くことができるかも重要になってくる。

各社は料金の割引に加え、サービス面でも学生を優遇した施策を打ち出し体験価値を高めること、そして学生に人気のiPhoneが購入しやすいことなどをアピールしてMVNOとの差異化を図ろうとしているが、そうした取り組みによって節約志向が高まる親世代を打ち崩し、契約に結び付けられるかも、大きな注目ポイントとなってくるだろう。

ソフトバンクは、契約者に対して特定の店舗で商品をプレゼントする「SUPER FRIDAY」を展開しているが、今年の学割の対象者には特典が2倍になるという施策も実施している
「選択と集中」が進みすぎた、日本の科学技術への投資

藤田朋宏の必殺仕分け人 第1回

「選択と集中」が進みすぎた、日本の科学技術への投資

2018.11.15

ちとせグループCEOの藤田朋宏氏による新連載

巷を賑わす”ヘンな出来事”の問題点を、独自の解釈で洗い出す!

第1回は、「日本の科学技術投資」について

バイオベンチャー企業群「ちとせグループ」のCEOを務める藤田朋宏氏による新連載。“手段と目的の違い”によって生じた「ヘンな出来事」の問題点を、独自の視点で語ります。第1回は、「日本の科学技術投資」について。日本の科学技術への投資の問題点とはいったい何なのでしょう?

才能と“伸びしろ”に投資する、日本サッカー協会

先日、クアラルンプールに出張したときのこと。宿泊先のホテルが偶然にもサッカーの日本代表と同じだった。「日本代表」と言っても、同じホテルに泊まっていたのは本田や長友ではなく、U-16アジア選手権に参加している若い選手たち。

そこで彼らを見ていて、ふと考えた。日本サッカー協会の「選手への投資」は、実は凄く効率がいいのではないか。どうしてそう思ったのか、順を追って説明したい。

ホテルに置いてあったU-16アジア選手権のバナー

チェックインを済ませ、「部屋の準備があるから、ちょっとだけそこで待っていて」と指示するホテルマンに従い、ひとりロビーに放置されている間、何となしに選手の情報を調べてみた。それから一時間半。23名の選手一人ひとりの顔だけでなく、利き足まで覚えるくらいの時間が経っても、僕はまだロビーで放っておかれたままだった。まぁ、東南アジアではよくあることなので、腹は立たなかった。

ところで、「過去のU-16日本代表がその後、何度も日本代表に選ばれる割合はどれほどだろうか」と疑問に感じ、調べてみたところ、各年20数名の代表選手のうち、現役で活躍している選手は約1人であることが分かった。確かに16歳の段階では身体の発達に差があるし、試合で活躍できるかは運の要素も絡む。コーチとの相性やケガの問題もあるだろう。

そうは言っても、16歳の時点で日本代表に選ばれるだけのポテンシャルを持つ選手のうち、その数%しか将来も活躍できる選手がいない、という事実には驚いた。実際、長谷部、本田、岡崎、長友……など、この10年で活躍している選手たちの多くは、16歳時点ではそこまで期待されていなかった選手ばかりだ。

ではなぜ、そういった選手が後に日の目を浴びられたかというと、それは彼らにも「チャンス」を与えられていたからだろう。日本サッカー協会は、16歳時点で選抜したトップ選手だけに集中投資するだけではなく、同年代の他の有望選手にもしっかりとチャンスを与え続けられるような仕組みをつくれたのだと思う。

際立って目立つ選手だけではなく、将来の伸びしろがありえる選手にも、最低限のチャンスは回ってくることで、未来のトップ選手の育成が図れる。そうやって日本サッカー協会はこれまで、世界に通用するような選手を輩出してきた。

「科学技術に投資せよ」ではなく、予算配分の再考を

前置きが長くなってしまったが、ここから本題に入りたい。

先日、京都大学特別教授の本庶佑先生がノーベル賞を受賞したというニュースが流れた。「自分がバイオテクノロジー業界で働く人間だから」というのは関係なく、本庶先生と周りのチームの方々の長年にわたる科学に対する貢献が認められたこと、その事実に接した関係者の気持ちを想像すると、とても嬉しい気持ちになった。

ノーベル賞メダル(レプリカ)

 

近年、日本人のノーベル賞受賞が続いている。彼らのような日本の科学業界の仕組みをよくわかった方々は、これまで数多くのご苦労をされてきたことだろう。しかし、1つ残念なこともある。能力はもちろん、人格的にも優れたそういった先生方が、ノーベル賞受賞のタイミングでマスコミに発表する一世一代のコメントが「日本国の科学技術投資、科学技術教育のあり方についての憂い」であることだ。

僭越ながら、先生たちのコメントを解釈すると、よくニュースで取り上げられるような「科学技術にもっとお金を使え」ということではなく、その先にある「国家予算の配分」についての指摘をしていると認識している。

誰がなんと言おうと、日本の科学技術投資の選択と集中は年々進んでしまっているのが現状だ。しかし、先生方のいうような「選択と集中が進みすぎている」という指摘に対して、「日本にはもうお金がないのだから科学技術にばかり投資できない」と答えがずれてしまっている。

これこそが、日本の科学技術投資における問題ではないだろうか。

日本にはびこる「選択と集中こそが正解だよ病」

随分前からずっと不思議なのだが、そもそも「選択と集中こそが正解である」なんて、誰がいい出したのだろう。「選択と集中」の戦略で物事をうまく切り抜けられるようなことは、本当に生きるか死ぬか、背水の陣を敷いている時くらいだと思うのだ。

今の日本の「選択と集中こそが正解だよ病」はなかなか根深く、そもそもの目的を実現することよりも「選択と集中」を行うことそのものが目的になっているんじゃないかと感じることが多い。

今の日本で行われている多くの意思決定の場面で、サッカーの例で例えると、U-16日本代表を選んだ人のメンツを潰さないということが、強い日本代表をつくることよりも優先されてしまっているように思う。

そのため、16歳の時点で選んだ選手だけに集中投資し、16歳の段階で選ばれなかった他の選手のポテンシャルに賭けることもしないというような「選択と集中が正解である」という間違えた進め方で意思決定が行われているようなことが多いように感じる。

サッカー選手の育成でも、科学技術の投資でも初期の段階で選抜してそこだけに集中投資するという戦略を繰り返せば繰り返すほど、全体としての力は落ちる一方になるのではないか。歴代のノーベル賞受賞者の先生方も、そういうことを言いたかったのではないかと思う。

手段であるはずの「選択と集中」が、目的となっている?

私は、「16歳の段階で、将来素晴らしいサッカー選手になる人物を見分けられる」なんて言葉は、伸びしろのある選手に対しておこがましいと感じる。これは科学技術の研究にも同じことが言える。「その研究が将来素晴らしい成果を残すかどうか見分けられる」なんて言葉は、科学者に対しておこがましい。

もっと言ってしまえば、どの研究が将来化けるかの判断は、16歳のサッカー選手の成長を言い当てることより遥かに難しいだろう。なぜならば、サッカーという競技のルール自体は変わらないが、科学と言う競技はルール自体を決めているので、科学研究の将来性をあらかじめ予測するのは16歳のサッカー選手の将来性を予測するより難しいためだ。

そんな中、日本サッカー協会が幅広い底上げに力を入れ、紆余曲折も有りながらも右肩上がりの成長を維持できているにも関わらず、日本の科学技術投資は過剰な「選択と集中」を強めるが故に、科学技術力の相対的な低下を招いているように感じる。

その差はいったい何か? これは1つの仮説でしかないが、日本サッカー協会の強さの秘訣は、会長の独断で物事を決められる側面が強い組織であるために「目的」がハッキリしている点にあるのではないだろうか。

その一方で、日本の科学技術投資のような“数多くの人の善意の組み合わせの上になり立っている意思決定機構”では「選択と集中を進めることが正解である」という、本来手段の一つである価値観が「目的」となってしまっているように感じる。

本来考えるべきは、「日本の科学技術をどうするべきか」ということであるにも関わらず、その手段と目的が逆転しまっているのではないだろうか、と思うのだ。

音楽特化の「YouTube」が日本上陸! AIでレコメンド

音楽特化の「YouTube」が日本上陸! AIでレコメンド

2018.11.14

音楽に特化した「YouTube Music」が日本でスタート

有料会員になれば、広告なし再生やオフライン再生が可能

YouTube Premiumでは、オリジナルコンテンツの配信も開始

仕事や作業をする際、周りのノイズをカットして集中するために、音楽を聴くという人は多いだろう。わかる。よくわかる。フロアが騒がしいと作業に全く集中できない。周りで仕事している人がいるということがわからないのだろうか、と疑問に思うが、まぁそれは置いておいて、パソコンで作業する場合、手軽に好きな音楽を聴けることから、YouTubeで音楽を聴くという人も多いのではないだろうか。

そんなYouTubeユーザーに朗報である。11月14日、Googleは音楽に特化したストリーミング再生サービス「YouTube Music」を日本でローンチすると発表したのだ。

好みやシーンに応じて楽曲をレコメンド

YouTube Musicは、音楽再生に特化したアプリ。YouTubeにある公式の曲やプレイリスト、歌ってみた、弾いてみたなど、さまざまな音楽動画を視聴することができる。

また、機械学習が活用されているのも特徴の1つだ。視聴履歴などからユーザーの好みを把握するだけでなく、「いつどこで何をしているのか」を類推して、シーンに合わせた楽曲をレコメンド。家でリラックスしているときにお勧めの曲や、仕事中にお勧めの曲などを、自動でピックアップしてくれるという。

さらに、あいまいなカタカナ発音で洋楽を検索したり、CMタイアップ曲などから検索したりすることも可能で、聴きたい曲をスムーズに探すことができそうだ。

サービスの発表会において、YouTube 音楽部門 プロダクトマネージメント責任者のT.ジェイ ファウラ氏は「オーディエンスに着目した結果、今出ているアプリでは満足できていない層があることがわかり、そのユーザーに音楽サービスを届けようとこのサービスをスタートしました。YouTube Musicは、ユーザーの利用シーンや好みに合わせた曲を、YouTubeにある膨大なミュージックカタログからレコメンドするユニークさを持っています」と、サービスの魅力を強調した。

YouTube 音楽部門 プロダクトマネージメント責任者のT.ジェイ ファウラ氏

無料でも利用できるが、有料のYouTube Music Premiumに登録すると、「広告なし再生」「バックグラウンド再生」「オフライン再生」などが可能になる。料金はWeb/Androidが月額980円で、iOSが月額1280円(ともに税込み)だ。

YouTube 日本音楽ビジネス開発統括担当の鬼頭武也氏は「日本ユーザーの方は通勤通学などで音楽を聴くことが多いと思います。オフライン再生機能では、前日の夜に自宅のWi-Fiで翌日聴くべき曲を自動で更新し、通信なしで聴けるようになります。データの通信量などを気にする必要もないので、非常に便利な機能だと思います」と、オフライン再生のメリットを訴求した。

なお、同サービスには著作権管理システムが働いており、YouTubeと同様に適切な権利コントロールが可能だという。

YouTube 日本音楽ビジネス開発統括担当の鬼頭武也氏

「YouTube Originals」が日本でも始動

また今回、「YouTube Premium」という新しい有料プランもスタートする。料金はWeb/Androidだと月額1180円で、iOSだと月額1550円(ともに税込み)だ。YouTube Music Premiumの機能に加えて、YouTubeでも「広告なし再生」「バックグラウンド再生」「オフライン再生」機能が使えるようになる。

さらに、YouTube Premiumの会員は、12月から日本でも配信される予定のYouTubeオリジナルコンテンツ「YouTube Originals」を視聴することも可能だ。すでに世界30カ国でコンテンツを展開しているが、このたび、日本でも制作がスタート。SEKAI NO OWARIとMARVLEがコラボしたミュージックビデオ制作の裏側に迫るドキュメンタリー「Re:IMAGINE」、YouTuberのはじめしゃちょーが主演する連続ドラマ「The Fake Show」、YouTubeで人気のクリエイターが手がけた「隙間男:Stalking Vampire」の3つだ。

「YouTube Music Premium」と「YouTube Premium」で利用可能な機能
日本で制作される「YouTube Originals」のコンテンツ

発表会には「The Fake Show」に主演する、YouTuberのはじめしゃちょーが駆けつけた。

はじめしゃちょー

「今回僕が出演するのは、今までなかったYouTuberをテーマにしたドラマ。アカウント乗っ取りや炎上など、問題に直面しながらも夢に向かって進んでいく姿が描かれているので、僕の動画を見たことない人にも見てほしいですね」と動画の紹介をするとともに、YouTube Musicについて「普段、広く浅く、さまざまな音楽を聴くので、非常に楽しみなサービスです。ぜひ使ってみたいと思います」と期待を述べた。

なお、YouTube Musicは「Google Home」「Google Home Mini」にも対応予定。そのほか、現在「Google Play Music」を利用しているユーザーは、追加料金なしで移行することができるという。