【現場の声】M&Aを検討していることを知られずに探せる? ~M&A相談所~その時どうする?

【現場の声】M&Aを検討していることを知られずに探せる? ~M&A相談所~その時どうする?

2016.07.10

【現場の声】M&Aを検討していることを知られずに探せる? ~M&A相談所~その時どうする?

Q:自社の売却を検討していますが、正直、家族や従業員には伝えづらいです。どのように伝えればよいのでしょうか。

 特殊な精密加工を行う下請けメーカーで、弊社の技術は業界内でも高い評価をいただいてきました。ただ私も高齢になり後継者がいないので、最近はM&Aによる事業承継を真剣に考えています。

 一つお願いがあって、買い手候補の企業を探してもらうにあたって、弊社がM&Aを検討していることを取引先や同業メーカーに知られたくありません。どのように依頼すればいいのでしょうか。

( 東京都製造業 Y・Aさん)

A:限定された買い手候補企業にのみ情報開示することで解決できますが、何よりも重要なことは……

 あまりよい表現ではありませんが、「出回り案件」という言葉があります。「A社が譲渡を検討しており、買い手企業を探している」という情報があちこちに出回ってしまうことで、このような状況になると、A社の社員や取引先は不安を感じますし、よい買い手候補企業に巡りり合える可能性も下がります。重要な取引先に情報が漏れると取引に影響する恐れもあります。情報管理の失敗はM&Aの失敗につながるばかりでなく、会社の存続を危うくするリスクすらありますが、日常業務に忙しいオーナー経営者がご自身で情報管理を徹底するのは大変なことですから、信頼できるM&Aの専門家に依頼することがまず何よりも重要です。その上で、M&Aにおいて買い手候補企業にアプローチする際のポイントをお伝えします。

 1点目は、繰り返しになりますが、信頼できるM&Aの仲介会社(専門家)に依頼することです。何をもって信頼できるとするかは人によって感じ方が異なると思いますが、その仲介会社の実績や業歴、担当者の専門知識の豊富さ、ご自身との相性などが挙げられます。その会社が開いているセミナーなどに参加して、話を聞くなども有効な手段です。逆に、信頼しないほうがよい悪質なブローカーの兆候としては「秘密保持契約を締結しないで話を進める」「○○社の社長を紹介できるなどと言って名刺を見せてくる」「高額な譲渡金額を約束する」などがあります。

 2点目は、M&Aを進めるプロセスにおいて、情報の出所を一元化してコントロールすることです。複数の仲介会社に委託して広く買い手候補企業にアプローチすることもできますが、情報管理は難しくなるでしょう。

 3点目は、仲介会社が買い手候補企業に貴社の情報を提示する前に、必ずオーナーご自身が買い手候補としてふさわしいか否かをチェックすること(この手続きを「ネームクリア」と言います)です。そうすれば、ネームクリアの確認が取れた限定された候補企業にのみ情報を開示しながら、M&A交渉を進めることが可能になります。

 M&Aは従業員、取引先、ご家族など、多くのステークホルダーに影響を与える重大な取引です。多くのオーナー経営者にとって、人生で一度きりの取引になるでしょう。そのため、経験豊富で信頼のできるM&A仲介会社に依頼し、M&Aを成功に導いてもらうことが望ましいと言えます。

M&Aにおける情報管理のポイント
1. M&A専門の仲介会社など信頼できる専門家に依頼する
信頼できるかどうかを判断するポイントはその会社の実績、業歴、担当者の専門知識の豊富さなど。逆に「秘密保持契約を締結しない」「高額な譲渡金額を約束する」などのケースは要注意。
2. 情報の出所を一元化してコントロールする
複数の仲介会社に委託した場合、広く買い手企業を探索できる反面、情報管理が難しくなり情報漏えいのリスクが高くなるというデメリットがある点に留意する。
3. 買い手候補企業に情報を開示する前に必ずオーナーご自身がチェックする
仲介会社が買い手候補企業に貴社の情報を提示する前に、必ずオーナーご自身が買い手候補としてふさわしいか否かをチェックできるようにする。ご自身がOKを出した候補企業にのみ貴社のM&A情報を開示、NGを出した候補企業には情報を一切開示しないようにすることが重要。

M&A情報誌「SMART」より、2015年1月号の記事を基に再構成
まとめ:M&A Online編集部

LINE WORKSを削除(解約)するには?

LINE WORKSを削除(解約)するには?

2019.03.21

LINE WORKSを解約したいと思ったら

解約の前にまずは「所属メンバーの削除」を行う

ユーザーは自分のアカウントを削除できるの?

LINE WORKSを試験的に導入したけれど合わなかったという場合や、利用していたプロジェクトが終了したから削除したいという場合に備えて、LINE WORKSを削除(解約)処理する手順をまとめておく。

LINE WORKSの削除はメンバー削除から

「管理者画面」を開いた上で「基本設定」を開くと、左メニューの一番下に「LINE WORKSの解約」という項目がある。ただし、使っている最中にいきなり解約しようとしても「解約できません」と表示されるはずだ。解約のためには、先に所属メンバー全員を削除しなければならない。

「基本設定」で「LINE WOKRSの解約」を選択
メンバーが残っていると解約できない

メンバー削除は、上メニューで「メンバー」を選んだ画面から行える。最高管理者は削除できないため、解約準備ならば上部のチェックボックスを使って全員を一括選択してから、最高管理者のチェックだけを外すのが簡単だ。上にある「削除」をクリックすると確認画面が表示されるので、「メンバー削除」で完了させよう。

なお「副管理者」など役職者については先に権限を削除してからでなければメンバー削除ができないので注意して欲しい。

「メンバー」で最高管理者以外を選んで「削除」をクリック
確認画面で「メンバー削除」をクリックしよう

解約理由を添えて処理完了

再度「基本設定」で「LINE WORKSの解約」を選ぶと、メンバーの削除が完了していれば解約へ進む画面が表示されるはずだ。最高管理者のパスワードと、解約理由のアンケートを入力すれば解約が完了する。

最高管理者のパスワードを入力
解約理由のアンケートも必須項目だ

個人アカウントの削除方法は?

LINE WORKSを管理者ではなくユーザーとして利用している場合、自分のアカウントを削除することはできない。

LINE WORKSのユーザーアカウントは、会社のメールアドレスのようなイメージだ。アカウントに利用する文字列などはユーザーが決められるが、アカウントの存在自体は管理者がそれぞれに発行している。そのためユーザー側はログインしないことで「使わない」状態にはできても、削除はできない。もし退職する、プロジェクトから外れるなど事情がある場合には、管理者にメンバー削除の依頼を出そう。

同じく、最高管理者の権限を持っている人が異動等でアカウントを削除したい場合には、まずは権限の委任をして、一般ユーザーになってからメンバー削除をしてもらう必要がある。

「LINE WORKS 完全指南 設定&使い方」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/lineworks

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総務省施策が追い風に? 携帯分離の「歴史的チャンス」狙うファーウェイ

総務省施策が追い風に? 携帯分離の「歴史的チャンス」狙うファーウェイ

2019.03.20

モバイル業界を変える「携帯値下げ議論」が過熱

ファーウェイは日本を取り巻く環境を「歴史的チャンス」と発言

コスパ高いミッドレンジ端末でシェア拡大を目指す

20日、NTTドコモが特定の端末の購入を条件に通信料金を割り引く「docomo with」、購入する端末に応じて通信料金を割り引く「月々サポート」を終了する方針を固めたという報道が話題となっている。

国内のモバイル業界では携帯電話料金見直しが進んでおり、3月5日には総務省が中心に進めてきた端末代金と通信料金の分離が閣議決定された。NTTドコモは分離プランを軸とした新料金プランを4月に発表する見込みだ。

日本のモバイル市場を大きく変えるこの動きを「歴史的チャンス」と見ているのがファーウェイだ。2018年末から米中対立が加速する中、ファーウェイが打ち出すメッセージも語気を強めている。果たして日本市場でシェアを拡大できるのだろうか。

逆風吹けども、依然として業績は好調

今年に入り、ファーウェイの周辺が騒がしい。3月7日には、ファーウェイは米国政府を相手取って訴訟を起こした

さらにその内容をFacebookでライブ配信するなど、米国以外の世界市場に向けたメッセージにもしており、そのメッセージをまとめたウェブサイト「Huawei Facts」は、わざわざ日本語版も用意している。

2018年末から続く米中対立を巡る報道は、ファーウェイの業績にどのような影響を与えたのか。MWC19でインタビューに応じたファーウェイ・ジャパンの呉波氏は、「一部の消費者は影響を受けたが、2019年に入ってから売上は大幅に伸びている」と語った。

ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏

話題の「折りたたみスマホ」でもファーウェイは先行する。

ファーウェイに先立って折り畳みスマホを発表したサムスンだが、こちらはMWCではガラスケース内での「展示」のみにとどまったのに対し、ファーウェイは「Mate X」の実機を用いて報道関係者に折り曲げを試させるなど、製品化で一歩先を行っていることをアピールした。

ファーウェイの折りたたみスマホ「Mate X」。報道陣には手に取って折り曲げてみる機会も用意された

Mate Xは次世代移動通信の「5G」にも対応しており、日本では5Gサービスの開始を待って投入時期を見極める方針だという。

ちなみに3月26日に発表予定のフラグシップ機「HUAWEI P30」シリーズは、例年通りのタイミングで日本市場に投入するようだ。SIMフリーでの発売だけでなく、ドコモが採用した「HUAWEI P20 Pro」のように大手キャリアによる採用があるかどうかも注目したい。

分離プランを「歴史的チャンス」と捉えるワケ

一方、2019年の国内モバイル市場で話題となっているのが携帯料金における「分離プラン」の導入だ。KDDIとソフトバンクはすでに導入済みだが、NTTドコモは4月に発表する新料金プランから本格導入するとみられている。

分離プランの特徴は、NTTドコモの「月々サポート」のように回線契約と紐付けた端末の割引が禁止される点だ。端末の割引自体が禁止されるわけではないというものの、大幅な割引は難しくなる。その結果、10万円を超えるようなハイエンド機ではなく、3〜4万円で一括購入しやすいミッドレンジ機の需要が高まるとの見方が有力だ。

この動きをファーウェイはどう見ているのか。

呉氏は「非常に重要視している。スマホが登場したときや、SIMフリー市場が始まったときのインパクトに引けを取らない、歴史的な瞬間になる」と興奮気味に語る。

日本のSIMフリー市場でベストセラーとなった「HUAWEI P20 lite」を始め、ファーウェイのミッドレンジ機のラインアップは厚い。モデルによってはフラグシップと同じCPUでミッドハイの価格を実現するなど、コスパの高さも特徴だ。大手キャリア向けにさまざまな提案ができる体制といえる。

フラグシップと同じ「Kirin 980」搭載でミッドハイ価格の「HONOR View 20」

また、5G対応も順調だ。

モバイルWi-Fiルーターに強みを持つファーウェイは、MWC19でも5G対応ルーターを多く出展していた。日本ではまだ周波数の割り当てが終わっていないものの、国内大手キャリアは2019年内にもプレサービスを始める動きがある。5Gスマホが普及するまでの間、5Gルーターの需要は高まる可能性がある。

5G対応のモバイルWi-Fiルーターも出展していた

ミッドレンジ市場の拡大を狙って、今年はシャープやサムスン以外にも、ソニーモバイルの参入も予想されている。

この価格帯が激戦区になることは間違いないが、ファーウェイはその中で高コスパの製品ラインアップや、国内での地道な販促活動やブランドメッセージの打ち出しによって対抗していく構えだ。

ヨドバシカメラ梅田店での販促イベントの様子
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