LINE WORKSの管理者権設定

LINE WORKS 完全指南 設定&使い方 第3回

LINE WORKSの管理者権設定

2019.03.19

LINE WORKSの管理者権限を確認する方法

副管理者を設定したり、権限を委任したりするには?

業務の役割毎に適切な権限を設定しておきたい

LINE WORKSを開始すると、基本的には設立作業を担当した人が「最高管理者」という初期設定になっている。しかし実務上、本当にその人が最高管理者でいいのかどうか、1人でその役割が果たせるのかどうかは、本格的に使い始める前に考えておきたい。今回は誰が最高管理者なのか確認する方法や権限の委任方法を紹介する。

管理者権限を確認しよう

管理者権限の確認をするには、まずトーク画面等で右上にある名前をクリックして表示されるメニューから「管理者画面」を選択。「メンバー」を選んでから、左メニューの「管理者権限」を選択すればいい。

名前をクリックしたメニューから「管理者画面」を選択
「メンバー」を選んでから「管理者権限」を選択

それぞれの役割で何ができるのかは、「権限の表示」で確認できる。IT管理者は基本設定、サービス、セキュリティについての設定変更をすることができ、人事管理者は基本設定ならびにメンバーに関する権限を持っている。最高管理者・副管理者は同じ権限を持っていて全機能を利用できるが、あくまでも最高管理者が副管理者を任命する形になっているため、最高管理者は一方的に副管理者の権限を剥奪することも可能だ。

「最高管理者」と「副管理者」は全機能が利用できるが、「人事管理者」は主にメンバーについて担当するなど役割が分担されている

「副管理者」を設定する

少人数のグループでのんびりと利用するなら最高管理者が1人いるだけで問題ないだろうが、人数が多くなった場合や、活発に利用をしたい場合には、それでは少し困ることがあるかもしれない。LINE WORKSを無料で利用できる「フリープラン」では操作できる設定は少ないから、ポイントとなるのはメンバーの招待や承認・削除といった作業をできるのが「1人」だけでいいのかどうかだ。

作業量が多いから負担を分けたい、出張が多く細かく対応するのが難しいから補助者が欲しい、といった時には副管理人を設定するといい。もちろん、メンバー管理だけを任せる専門家として「人事管理者」を設定するのもアリだろう。

設定したい役割を左メニューから選び、右上に出てくる「権限の付与」フォームに任命するユーザーの名前を入力する。人数が多い時には「連絡先」で一覧を表示して選ぶと便利だ。人を選んだら「権限を付与する」で任命できる。

「副管理者」を左メニューで選択
「権限の付与」フォームや「連絡先」を使ってユーザーを指名し、「権限を付与する」で任命完了だ
付与する相手を間違えた場合や、一旦任命した相手を解任する時には「権限を解除」を選択する

「最高管理者」の権限を委任する

最初の設立は担当したが、試験導入の後は別の人をメインの担当者にしたいということはあるだろう。また、それまでの管理者が異動で業務を離れることがあるかもしれない。そういった場合「最高管理者」の権限を新しい担当者に委任すればいい。

管理者権限画面で「最高管理者」を選択すると、管理者の名前の右側に「権限の委任」という項目がある。これをクリックすると他ユーザーを指名するためのフォームが出てくるので、相手を指定してから「管理者を委任する」ボタンをクリックしよう。

「最高管理者」の名前の右にある「権限を委任」をクリック
委任する相手を指定して「管理者を委任する」をクリックすれば完了だ

詳細なセキュリティ設定は有料版で

管理者画面の上部メニューで「サービス」や「セキュリティ」を選ぶと、今回紹介した以外にもいろいろな項目が出てくる。しかし残念ながら、大半は有料版でのみ利用できる機能だ。

詳細設定については大半が有料版でのみ利用可能となっている

「サービス」ではカレンダー等の各種機能の利用有無や詳細な設定についてと、一般のLINEとのやりとりを拒否するかどうかなどの設定ができる。また「セキュリティ」ではパスワードポリシーや利用できるファイル種別の指定といったことが可能だ。

内容は無料版ユーザーでも確認できるので、しっかりと見た上で必要な機能があれば有料版へ移行することを考えてみるとよさそうだ。

「LINE WORKS 完全指南 設定&使い方」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/lineworks

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最近女性の間で「#MeToo」ならぬ「#KuToo」運動がにわかに盛り上がっている。

「#KuToo」とは「靴」と「苦痛」をかけており、職場や就職活動で、足を痛めるパンプスやヒール靴の強要をやめようという運動である。

そもそもそんなの誰も強要してねえよ、と思われるかもしれない。確かに規定として靴の形状やかかとの高さまで定めている会社はレアだろう。しかし、私の元いた会社でも、規則があるわけでも、誰に言われたでもなく、みな一様に黒のパンプスを履いていた。それが「暗黙のルール」であり、それ以外は「非常識」と見られる風潮は確かにあるのである。

これが就職活動になると、パンプスを履いていないだけで「こいつは常識がない」と見なされ不採用になってしまうかもしれない、ということだ。そうなると女子学生は足を負傷してでもパンプスを履かざるを得なくなってしまう。

正直、パンプスは苦痛

パンプスがそんなに苦痛か、というと、靴の中では殺傷能力が高い方である。これは他人への、という意味ではなく自分へのだ。他人を殺傷したいならカウボーイが履いている、かかとにピザカッターがついている奴を履いた方が良い。

狭いつま先に足の指が密集されるため、私もよく爪で隣の指を切って足を血だらけにしていたし、伸縮性にかける素材のため、あわないパンプスだと試着の時点で靴擦れが出来るレベルなのだ。

世の中には素肌に荒縄で亀甲縛りを施し、その上に上等なスーツを羽織って出社している人も多いと思う。とても痛いだろうが、それは強制されたわけではなく、その人が好きで楽しいからやっているのだ。

つまり、好きでもない上にとても痛いパンプスを強制で履かなければいけないというのは、上等なスーツの下が亀甲縛りなことよりも「異常」なことというわけだ。

この運動はすぐに広まり、いきなり国会でも議論されたという。これにより「厚労相がハイヒール強要を容認」という見出しのニュースまで踊り出ることになった。

完全に自由と言われても困るのでは?

「厚生省に、女がハイヒールを履かないと死ぬ病の人が!?」と驚いたが、記事をよく見ると見出しほどのことはなく、厚労相の発言は「これは社会通念に照らして業務上、必要かつ相等な範囲かと、この辺なんだろうと思います」というかなりボンヤリしたものであり、どっちでも良い事を聞かれた私のリアクションに似ている。

しかし「ハイヒールが履けない女は何やってもダメ」などと強い事を言っているわけではないが、「業務上必要ならパンプス履くべきだろ」という「容認」に聞こえなくもない。すぐさま「業務上ハイヒールが必要な仕事って何だよ」という疑問が挙がり、「SMの女王様」「(ハイヒールでキレッキレに踊る)perfume以外ありえない」などの声が相次いだ。

この社会問題がすぐ大喜利になってしまうのは良くも悪くも「ザ・ツイッター」という感じだ。

確かに「業務上必要」となると、まだかかとにピザカッターがついている靴の方が「ピザを食う時」必要な気がする。

ただ、靴や服装を完全に自由化し、何でもOKにすれば良いかというと、それはそれで問題が起きると思う。ファッションに疎くコーディネートが苦手な人間からすれば、職場に何を着ていいのか全く「指針」がないというのは迷子になるし、接する側としても、車を買いにいってディーラーが、イモ―タンジョ―の完コスで出てきたら「キャデラックしか買うことを許されないのか」と委縮してしまう。就活マナー本に「俺の考えた最強の就活ファッションで挑みましょう」とだけ書かれていても逆に困るだろう

着る側としても、それに接する側としても、社会において服装にある程度規定や模範があるというのはメリットでもあるのだ。

そもそも規定や常識というのは、秩序を作ることにより問題を減らすためにあるものなのだ。しかしそれが元で「足を負傷する」という「問題」が起こっているなら本末転倒なので、やはり解消はすべきなのだろう。

極論に流れない寛容さが足りない

おそらく「#KuToo」を提唱している人も「ドラゴン柄のコンバースで就活したい」と言っているわけではないのだ。最近は「パンプスに見えるスニーカー」なども存在するし、パンプスでなくても地味な靴はいくらでもある。そのような靴を履いていても「パンプスじゃないから非常識」と見るのをやめてほしいという話だろう。

ちなみに私が会社員時代履いていたパンプスだが、黒の革靴ではあったが、つま先は限りなく丸く、ヒールはなきに等しい、今思えばあれはパンプスだったのか、70過ぎのババアが旅行に行くときに履くヤツなんじゃないか、という代物であったが、特に何も言われなかった。

「#KuToo」が求めるのも、そのぐらいの「寛容さ」なのではないだろうか。

【お知らせ】
連載「カレー沢薫の時流漂流」の掲載場所を変更します。
→ 新しい掲載場所はこちら https://news.mynavi.jp/series/jiryu_hyoryu