40のクラブチームが参戦! JリーグとKONAMIがモバイル版『ウイイレ』で「eJリーグ」

40のクラブチームが参戦! JリーグとKONAMIがモバイル版『ウイイレ』で「eJリーグ」

2019.03.06

JリーグとKONAMIがeスポーツ大会「eJリーグ」を開催

使用タイトルはモバイル版『ウイニングイレブン 2019』

参加するのはJ1/J2の40クラブそれぞれを代表する選手たち

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とコナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)は、モバイルゲーム『ウイニングイレブン 2019』を使用したeスポーツ「eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン」を共催することを発表した。

選手は実在するJ1/J2のクラブを代表して戦う

スマートフォンなどでプレイできるモバイル版『ウイニングイレブン 2019』は、世界各国の実在クラブチームを使って試合できるサッカーゲーム。昨年末に『ウイニングイレブン 2018』からアップデートし、Jリーグを含む12リーグが新たに追加された。「eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン」は、J1・J2の全40クラブが、それぞれ15歳以下(U-15)、18歳以下(U-18)、全年齢(フル)のカテゴリーの計3選手を登録して行うクラブ対抗戦だ。

まずはオンライン予選の『ウイニングイレブン 2019』内で行われる特定イベント「eJリーグ チャレンジ」で、対戦成績の上位者がオフラインのクラブ代表選考会へ進出する。そこで通過者は各クラブ、各年齢別カテゴリーで総当たり戦を行い、それぞれクラブの代表を決めるという流れだ。

大会では、U-15、U-18、フルの年齢別カテゴリーでそれぞれの選手が対戦し、2勝したクラブが勝利
クラブ代表選考会はオフライン。東京と大阪の2カ所で開催される

シーズン本番の大会は7月14~15日に開催される。まずは4クラブずつの10グループに分かれ、それぞれ「グループ1位通過クラブ」と、「2位通過クラブの中から上位成績6クラブ」の、計16クラブが決勝トーナメントへと進出する。試合は、年齢別3選手による星取戦形式だ。

決勝トーナメントは、1度の負けで敗退となるノックアウトステージ。各クラブには成績に応じた賞金が用意されており、賞金総額は1500万円となっている。

賞金総額は1500万円。成績に応じてクラブに支払われる

競争率の高い強豪入団か、J2クラブで“ジャイキリ”か

KONAMIは昨年から今年にかけて『実況パワフルプロ野球』を使ったプロリーグ「eBASEBALL」を開催しており、そのときはプロ選手の選定後、「eドラフト会議」によって選手の所属球団を決めたが、「eJリーグ」は、選手があらかじめ入団を希望するクラブを決めて、そのクラブを使って予選から戦うという方式だ。

ただし、ゲーム内のクラブの強さは均一ではない。したがって、本選を勝ち上がろうと考えれば、当然、強豪クラブに人気が集まる。反対に、ステータスの低いクラブであれば、同クラブ内での競争相手が少ないことが予想されるので、代表になりやすいかもしれない。もちろん、実際に応援しているクラブを使って“サポーター魂”を見せるのもいいだろう。

クラブへの入団が決まった選手にはユニフォームが支給される。これはクラブの負担となるが、eJリーグ用のユニフォームはJリーグと同じである必要はなく、eJリーグ用に新たなスポンサーと契約することもできる。クラブの動き次第だが、新たなビジネスチャンスにもなり得るわけだ。

また、順位によって振り分けられる賞金はクラブへ渡される。サポーターへ還元するのも、クラブの強化に使うのも自由。選手にはメダルとクラブからの表彰に加えて、ゲーム内の称号(「eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン優勝者」のようなIDに紐付けされる肩書)を提供することも検討しているとのことだ。

発表会ではJリーグの村井満チェアマンとコナミデジタルエンタテインメント 代表取締役社長 早川英樹氏が登壇し、「eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン」の開催についてコメントした。

「モバイルではリアルサッカーをDAZNで視聴できますが、それに加えてゲームでもJリーグを楽しんでいただけると思います。サッカーファンの裾野を広げられることを期待しています」(村井チェアマン)

「2001年に欧州地域でeスポーツを開始し、毎年世界大会を開いています。今回の大会もeスポーツと日本サッカーの発展を目指していきます」(早川社長)

日本プロサッカーリーグチェアマン 村井満氏
コナミデジタルエンタテインメント代表取締役社長 早川英樹氏

サポーターの力によって、贔屓のクラブの優勝を目指せるのは、これ以上なく“サポーター冥利に尽きる”のではないだろうか。昨年惜しくもJリーグの優勝を逃したクラブでリベンジを狙うこともできるし、優勝した川崎フロンターレでリアルとeスポーツの2冠を目指すのもいいだろう。また、J2がJ1を押しのけて「ジャイアントキリング」を達成できる夢があるのも、eJリーグならでは醍醐味と言える。

3月7日のエントリー開始まであとわずか。参加希望のプレイヤー、サポーターは、ひとまずエントリーしてみてはいかがだろうか。

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NewsInsight 更新終了のお知らせ

NewsInsight 更新終了のお知らせ

2019.06.17

NewsInsightは、諸般の事情により記事更新を終了いたします。

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○ゲームとともに振り返る“平成”という時代
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最後になりますが、改めて皆様に感謝いたしますとともに、引き続き、マイナビニュースにてご愛顧いただけましたら幸いです。

放置されていた不寛容? 国会まで届いた「パンプス強要」騒動

カレー沢薫の時流漂流 第47回

放置されていた不寛容? 国会まで届いた「パンプス強要」騒動

2019.06.17

最近女性の間で「#MeToo」ならぬ「#KuToo」運動がにわかに盛り上がっている。

「#KuToo」とは「靴」と「苦痛」をかけており、職場や就職活動で、足を痛めるパンプスやヒール靴の強要をやめようという運動である。

そもそもそんなの誰も強要してねえよ、と思われるかもしれない。確かに規定として靴の形状やかかとの高さまで定めている会社はレアだろう。しかし、私の元いた会社でも、規則があるわけでも、誰に言われたでもなく、みな一様に黒のパンプスを履いていた。それが「暗黙のルール」であり、それ以外は「非常識」と見られる風潮は確かにあるのである。

これが就職活動になると、パンプスを履いていないだけで「こいつは常識がない」と見なされ不採用になってしまうかもしれない、ということだ。そうなると女子学生は足を負傷してでもパンプスを履かざるを得なくなってしまう。

正直、パンプスは苦痛

パンプスがそんなに苦痛か、というと、靴の中では殺傷能力が高い方である。これは他人への、という意味ではなく自分へのだ。他人を殺傷したいならカウボーイが履いている、かかとにピザカッターがついている奴を履いた方が良い。

狭いつま先に足の指が密集されるため、私もよく爪で隣の指を切って足を血だらけにしていたし、伸縮性にかける素材のため、あわないパンプスだと試着の時点で靴擦れが出来るレベルなのだ。

世の中には素肌に荒縄で亀甲縛りを施し、その上に上等なスーツを羽織って出社している人も多いと思う。とても痛いだろうが、それは強制されたわけではなく、その人が好きで楽しいからやっているのだ。

つまり、好きでもない上にとても痛いパンプスを強制で履かなければいけないというのは、上等なスーツの下が亀甲縛りなことよりも「異常」なことというわけだ。

この運動はすぐに広まり、いきなり国会でも議論されたという。これにより「厚労相がハイヒール強要を容認」という見出しのニュースまで踊り出ることになった。

完全に自由と言われても困るのでは?

「厚生省に、女がハイヒールを履かないと死ぬ病の人が!?」と驚いたが、記事をよく見ると見出しほどのことはなく、厚労相の発言は「これは社会通念に照らして業務上、必要かつ相等な範囲かと、この辺なんだろうと思います」というかなりボンヤリしたものであり、どっちでも良い事を聞かれた私のリアクションに似ている。

しかし「ハイヒールが履けない女は何やってもダメ」などと強い事を言っているわけではないが、「業務上必要ならパンプス履くべきだろ」という「容認」に聞こえなくもない。すぐさま「業務上ハイヒールが必要な仕事って何だよ」という疑問が挙がり、「SMの女王様」「(ハイヒールでキレッキレに踊る)perfume以外ありえない」などの声が相次いだ。

この社会問題がすぐ大喜利になってしまうのは良くも悪くも「ザ・ツイッター」という感じだ。

確かに「業務上必要」となると、まだかかとにピザカッターがついている靴の方が「ピザを食う時」必要な気がする。

ただ、靴や服装を完全に自由化し、何でもOKにすれば良いかというと、それはそれで問題が起きると思う。ファッションに疎くコーディネートが苦手な人間からすれば、職場に何を着ていいのか全く「指針」がないというのは迷子になるし、接する側としても、車を買いにいってディーラーが、イモ―タンジョ―の完コスで出てきたら「キャデラックしか買うことを許されないのか」と委縮してしまう。就活マナー本に「俺の考えた最強の就活ファッションで挑みましょう」とだけ書かれていても逆に困るだろう

着る側としても、それに接する側としても、社会において服装にある程度規定や模範があるというのはメリットでもあるのだ。

そもそも規定や常識というのは、秩序を作ることにより問題を減らすためにあるものなのだ。しかしそれが元で「足を負傷する」という「問題」が起こっているなら本末転倒なので、やはり解消はすべきなのだろう。

極論に流れない寛容さが足りない

おそらく「#KuToo」を提唱している人も「ドラゴン柄のコンバースで就活したい」と言っているわけではないのだ。最近は「パンプスに見えるスニーカー」なども存在するし、パンプスでなくても地味な靴はいくらでもある。そのような靴を履いていても「パンプスじゃないから非常識」と見るのをやめてほしいという話だろう。

ちなみに私が会社員時代履いていたパンプスだが、黒の革靴ではあったが、つま先は限りなく丸く、ヒールはなきに等しい、今思えばあれはパンプスだったのか、70過ぎのババアが旅行に行くときに履くヤツなんじゃないか、という代物であったが、特に何も言われなかった。

「#KuToo」が求めるのも、そのぐらいの「寛容さ」なのではないだろうか。

【お知らせ】
連載「カレー沢薫の時流漂流」の掲載場所を変更します。
→ 新しい掲載場所はこちら https://news.mynavi.jp/series/jiryu_hyoryu