必ずやっておきたいLINEの初期設定

LINE(ライン)基本の使い方ガイド 第4回

必ずやっておきたいLINEの初期設定

2019.03.07

重要な初期設定は後回しにせず済ませておこう

「友だち追加」に関連する設定は特に重要

注意したい「IDによる友だち追加」の設定

LINEは直感的に操作できるアプリなので、ほとんどの人はすぐに使い方を覚えられるはずだ。しかし、「なんとなく」で使っていると、後々困ることもある。本格的に使い始める前に、基本的な設定はきちんと済ませておきたい。

LINEでまずはやっておきたい初期設定

絶対にやっておきたい設定の1つが、「友だち追加」に関するものだ。設定によっては、インストール作業の過程で、不用意に友だち追加をしてしまったり、させてしまったりすることがある(インストール作業を見直したい場合は、こちらのリンク先の記事を参照してほしい)。各設定の意味と変更方法を理解し、意図した設定ができているのかを確認しておこう。

各種設定は「友だち」画面で右上に表示される歯車マークをタップしたところから開ける

「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」

設定画面の下の方にある「友だち」を探し、タップして開こう。ここに「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」を有効にするためのチェックボックスがある。

設定の「友だち」を開く
「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」のチェックボックスで設定を変えられる

「友だち自動追加」とは、自分の持っている連絡先一覧をLINE側に送り、すでにLINE側が保有している連絡先一覧と照合することで、連絡先一覧に入っているユーザーを自動的にLINEでも友だちとしてつないでくれる機能だ。一方、「友だちへの追加を許可」は、自分の電話番号を知っている相手に「友だち自動追加」で自分を探してもらうことを許可する設定だ。

「友だち自動追加」は個別に連絡を取る必要がないので手軽ではあるが、あまりオススメしたい方法ではない。たいてい、スマートフォンの連絡先は家族や親戚、趣味仲間、職場の仲間に取引先と、かなり雑多な内容になっている。その全員に「LINEをはじめたから友だちに登録しました」と一斉に送ることになってしまうからだ。

気にしない人もいるだろうが、とても不快に思う人もいるかもしれない手法だけに、基本的にはオフにしておき、個別に連絡をとったり顔を合わせたりしながら改めて友だちになることをオススメしたい。

IDの設定と「IDによる友だち追加を許可」

次は設定のリストに戻り、上の方にある「プロフィール」を開こう。その中にある「ID」が最初は「未設定」になっているはずだ。ここをタップして、IDの設定を行うことができる。

設定で「プロフィール」を開く
「未設定」になっている「ID」をタップ

IDは1度設定したら変更できず、他のユーザーが使っているものは使用できない。よく考えつつ入力し「使用可能か確認」をタップして使用できるIDなのかチェックしよう。「このIDは使用可能です」と出たら「保存」をタップすればIDの設定は完了だ。

IDは一度設定したら変更できない。他のユーザーと被らないよう数字等を足しつつ、使いやすいものを考えて入力しよう
使用可能なIDが見つかったら「保存」で設定する

設定したIDを何に使うかといえば、友だち追加時に検索してもらうためだ。電話やメールで相手にIDを知らせて検索してもらうことができるが、中には適当な文字列で検索をして手当たり次第に友だち登録をしてくる危険なスパムアカウントもある。

ID検索ができなくとも招待メールやSMS、QRコードの送付を使えば離れていても友だち登録をしてもらうことは可能だ。ID検索は「IDによる友だち追加を許可」にチェックを入れることで変更できるので、利便性とリスクを考えてから、有効にするかどうかを決めてほしい。

ID検索の有効化は設定の「プライバシー管理」を開いたところから行える

「LINE(ライン)基本の使い方ガイド」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/line

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NewsInsight 更新終了のお知らせ

2019.06.17

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○知って納得、ケータイ業界の"なぜ"
https://news.mynavi.jp/series/mobile_business

○文具ソムリエール・菅未里の「新しいコンパス」
https://news.mynavi.jp/series/bungu

○活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く
https://news.mynavi.jp/series/font-history

○カレー沢薫の時流漂流
https://news.mynavi.jp/series/jiryu_hyoryu

最後になりますが、改めて皆様に感謝いたしますとともに、引き続き、マイナビニュースにてご愛顧いただけましたら幸いです。

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放置されていた不寛容? 国会まで届いた「パンプス強要」騒動

2019.06.17

最近女性の間で「#MeToo」ならぬ「#KuToo」運動がにわかに盛り上がっている。

「#KuToo」とは「靴」と「苦痛」をかけており、職場や就職活動で、足を痛めるパンプスやヒール靴の強要をやめようという運動である。

そもそもそんなの誰も強要してねえよ、と思われるかもしれない。確かに規定として靴の形状やかかとの高さまで定めている会社はレアだろう。しかし、私の元いた会社でも、規則があるわけでも、誰に言われたでもなく、みな一様に黒のパンプスを履いていた。それが「暗黙のルール」であり、それ以外は「非常識」と見られる風潮は確かにあるのである。

これが就職活動になると、パンプスを履いていないだけで「こいつは常識がない」と見なされ不採用になってしまうかもしれない、ということだ。そうなると女子学生は足を負傷してでもパンプスを履かざるを得なくなってしまう。

正直、パンプスは苦痛

パンプスがそんなに苦痛か、というと、靴の中では殺傷能力が高い方である。これは他人への、という意味ではなく自分へのだ。他人を殺傷したいならカウボーイが履いている、かかとにピザカッターがついている奴を履いた方が良い。

狭いつま先に足の指が密集されるため、私もよく爪で隣の指を切って足を血だらけにしていたし、伸縮性にかける素材のため、あわないパンプスだと試着の時点で靴擦れが出来るレベルなのだ。

世の中には素肌に荒縄で亀甲縛りを施し、その上に上等なスーツを羽織って出社している人も多いと思う。とても痛いだろうが、それは強制されたわけではなく、その人が好きで楽しいからやっているのだ。

つまり、好きでもない上にとても痛いパンプスを強制で履かなければいけないというのは、上等なスーツの下が亀甲縛りなことよりも「異常」なことというわけだ。

この運動はすぐに広まり、いきなり国会でも議論されたという。これにより「厚労相がハイヒール強要を容認」という見出しのニュースまで踊り出ることになった。

完全に自由と言われても困るのでは?

「厚生省に、女がハイヒールを履かないと死ぬ病の人が!?」と驚いたが、記事をよく見ると見出しほどのことはなく、厚労相の発言は「これは社会通念に照らして業務上、必要かつ相等な範囲かと、この辺なんだろうと思います」というかなりボンヤリしたものであり、どっちでも良い事を聞かれた私のリアクションに似ている。

しかし「ハイヒールが履けない女は何やってもダメ」などと強い事を言っているわけではないが、「業務上必要ならパンプス履くべきだろ」という「容認」に聞こえなくもない。すぐさま「業務上ハイヒールが必要な仕事って何だよ」という疑問が挙がり、「SMの女王様」「(ハイヒールでキレッキレに踊る)perfume以外ありえない」などの声が相次いだ。

この社会問題がすぐ大喜利になってしまうのは良くも悪くも「ザ・ツイッター」という感じだ。

確かに「業務上必要」となると、まだかかとにピザカッターがついている靴の方が「ピザを食う時」必要な気がする。

ただ、靴や服装を完全に自由化し、何でもOKにすれば良いかというと、それはそれで問題が起きると思う。ファッションに疎くコーディネートが苦手な人間からすれば、職場に何を着ていいのか全く「指針」がないというのは迷子になるし、接する側としても、車を買いにいってディーラーが、イモ―タンジョ―の完コスで出てきたら「キャデラックしか買うことを許されないのか」と委縮してしまう。就活マナー本に「俺の考えた最強の就活ファッションで挑みましょう」とだけ書かれていても逆に困るだろう

着る側としても、それに接する側としても、社会において服装にある程度規定や模範があるというのはメリットでもあるのだ。

そもそも規定や常識というのは、秩序を作ることにより問題を減らすためにあるものなのだ。しかしそれが元で「足を負傷する」という「問題」が起こっているなら本末転倒なので、やはり解消はすべきなのだろう。

極論に流れない寛容さが足りない

おそらく「#KuToo」を提唱している人も「ドラゴン柄のコンバースで就活したい」と言っているわけではないのだ。最近は「パンプスに見えるスニーカー」なども存在するし、パンプスでなくても地味な靴はいくらでもある。そのような靴を履いていても「パンプスじゃないから非常識」と見るのをやめてほしいという話だろう。

ちなみに私が会社員時代履いていたパンプスだが、黒の革靴ではあったが、つま先は限りなく丸く、ヒールはなきに等しい、今思えばあれはパンプスだったのか、70過ぎのババアが旅行に行くときに履くヤツなんじゃないか、という代物であったが、特に何も言われなかった。

「#KuToo」が求めるのも、そのぐらいの「寛容さ」なのではないだろうか。

【お知らせ】
連載「カレー沢薫の時流漂流」の掲載場所を変更します。
→ 新しい掲載場所はこちら https://news.mynavi.jp/series/jiryu_hyoryu