Slackで役立つ高度なメッセージの検索方法

はじめてのSlack 超活用マニュアル 第8回

Slackで役立つ高度なメッセージの検索方法

2018.10.23

Slack上でメッセージを検索する際に便利なテクニックを紹介

投稿者や投稿日を指定することでよりスムーズな検索が可能に

メッセージを条件で絞り込む

メッセージの量が増えてくると、通常の検索だけでは調べるのが難しいケースが出てくる。Slackでは「検索モディファイア」と呼ばれるフィルタを入力することで、条件を指定して検索結果を絞り込むことが可能だ。前回説明した検索窓への入力時に、下記一覧から適切なものを使って検索を行えばよい。

特定のメンバーが投稿したメッセージを検索したい場合

検索窓に「from:@人物名」と入力して検索すると、投稿者を絞り込んで結果を表示させることができる。また、対象メンバーを選択した状態で、「半角スペース+追加のワード」を指定すると、投稿メンバーを絞り込みつつキーワード検索を実行する。

自分が投稿したメッセージのなかから検索したい場合は、from:@人物名に自分の名前を入力する方法に加えて、「from:me」でも検索することができる。from:meに半角スペースとキーワードを追加すれば、そのワードを含んだ自分の投稿を検索することが可能だ。

特定のメンバーが投稿したメッセージを検索
from:@[人物名]

自分の投稿したメッセージを検索
from:me

指定したチャンネル内のメッセ―ジを検索する

通常の検索だと、すべてのチャンネルが対象になるので、結果が多くなりがちだ。チャンネルが複数ある場合、「in:[チャンネル名]」でチャンネルを絞り込んで検索するのが便利である。

チャンネル内検索
in:[チャンネル名]

ダイレクトメッセージから検索する

「in:@[人物名]」を使えば、特定のメンバーとのダイレクトメッセージに検索範囲を絞り込むことができる。相手のメッセージだけでなく、そのメンバーに送った自分のメッセージも検索対象だ。

また、自分宛のダイレクトメッセージは「to:me」で検索可能。上記、in:@[人物名]と併せて使うことで、特定のメンバーとのダイレクトメッセージの中でも、相手のメッセージのみを表示することができる。

特定のメンバーとのダイレクトメッセージを検索
in:@[人物名]

自分宛のダイレクトメッセージを検索
to:me

検索対象の期間を限定する

Slackでは、メッセージの投稿された期間を指定して検索することが可能だ。検索したいメッセージの日付がはっきりしている場合は「on:2018/10/23」とon:のあとに日付を入力すると、その日に投稿されたメッセージを検索できる。また「on:今日(today)」「on:昨日(yesterday)」といった検索も可能。たとえば「on:昨日 from:me」と検索窓に入力すれば、昨日自分が投稿したメッセージを探すことができるというわけだ。

そのほか、「今週(week)」や「今月(month)」「今年(year)」などのキーワードも利用可能。日付を入力する際は、米国ローカル方式(MM/DD/YYYYもしくはMM-DD-YYYY)か、国際標準方式(YYYY-MM-DDもしくはYYYY/MM/DD)の表記を用いる。

指定した時のメッセージを検索
on:[日付]、[月]または[年]

指定した日付以前のメッセージを検索
before:[日付]

指定した日付以後のメッセージを検索
after:[日付]

「has:」を使った検索方法

Slackには、「has:」を使ったメッセージの絞り込み方法がある。「has:star」と入力すれば自分がスターを付けたメッセージを、「has:pin」と入力すればピン留めアイテムを検索することが可能だ。スター付きのメッセージは、画面右上の「☆」ボタンからも検索できるが、「has:」を使うメリットとしては、「キーワードやほかの検索モディファイアと組み合わせられること」が挙げられるだろう。

また、「has:link」では内容にURLを含むメッセージ、「has:[:絵文字コード:]」では特定の絵文字が使われているメッセージを検索できる。絵文字コードとは、各絵文字の名前のようなもの。リアクションなどをする際に表示されるプレビューで確認できるほか、Slackの「EMOJI CHEAT SHEET」から検索/コピーすることもできる。

絵文字コード。ひらがなでもアルファベットでも、検索に使うことが可能だ。たとえば、「has::にやり:」と検索すれば、上記絵文字が使われているメッセージが表示される

自分がスターを付けたメッセージを検索
has:star

ピン留めアイテムを検索
has:pin

URLを含むメッセージに絞って検索
has:link

特定の絵文字、リアクションのあったメッセージを検索
has:[:絵文字コード:]
has:reaction

完全一致検索を実行する場合

クォーテーションでキーワードやフレーズを指定して検索すると、入力したフレーズと完全に一致するメッセージやファイルを絞り込むことができる。

完全一致検索
"キーワードまたはフレーズ"

一部の文字列を含む単語を検索したい場合

3文字以上の単語の後ろに「*(アスタリスク)」を入力すると、その文字列を含むすべてのアイテムを検索できる。Google検索でいう「あいまい検索」のようなものだ。

あいまい検索
●●●*(3文字以上の文字列にアスタリスク)

特定のワードを含むものを検索結果から除外したい場合

検索結果から除外する語句の前に「-」を付けることで、特定のワードが含まない結果だけを表示することができる。

マイナス検索
A -B

検索対象から特定のチャンネルを除く設定

雑談の多いパブリックチャンネルがあると、メッセージの検索精度が落ちるケースも少なくない。その場合、雑談チャンネルを検索から除外し、関連性の高いものだけに絞ることが可能だ。

ワークスペース名をクリックして、「環境設定」を選択
「検索」を選び、「下記のチャンネルを検索範囲から除く」の下にある枠をクリックする。すると、ワークスペース内のパブリックチャンネルが一覧として表示されるので、除外するチャンネル名を選択すれば設定完了だ

「はじめてのSlack 超活用マニュアル」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/slackmanual

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NewsInsight 更新終了のお知らせ

NewsInsight 更新終了のお知らせ

2019.06.17

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https://news.mynavi.jp/series/food_science

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https://news.mynavi.jp/series/filmat11

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https://news.mynavi.jp/series/designofthings

○知って納得、ケータイ業界の"なぜ"
https://news.mynavi.jp/series/mobile_business

○文具ソムリエール・菅未里の「新しいコンパス」
https://news.mynavi.jp/series/bungu

○活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く
https://news.mynavi.jp/series/font-history

○カレー沢薫の時流漂流
https://news.mynavi.jp/series/jiryu_hyoryu

最後になりますが、改めて皆様に感謝いたしますとともに、引き続き、マイナビニュースにてご愛顧いただけましたら幸いです。

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カレー沢薫の時流漂流 第47回

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2019.06.17

最近女性の間で「#MeToo」ならぬ「#KuToo」運動がにわかに盛り上がっている。

「#KuToo」とは「靴」と「苦痛」をかけており、職場や就職活動で、足を痛めるパンプスやヒール靴の強要をやめようという運動である。

そもそもそんなの誰も強要してねえよ、と思われるかもしれない。確かに規定として靴の形状やかかとの高さまで定めている会社はレアだろう。しかし、私の元いた会社でも、規則があるわけでも、誰に言われたでもなく、みな一様に黒のパンプスを履いていた。それが「暗黙のルール」であり、それ以外は「非常識」と見られる風潮は確かにあるのである。

これが就職活動になると、パンプスを履いていないだけで「こいつは常識がない」と見なされ不採用になってしまうかもしれない、ということだ。そうなると女子学生は足を負傷してでもパンプスを履かざるを得なくなってしまう。

正直、パンプスは苦痛

パンプスがそんなに苦痛か、というと、靴の中では殺傷能力が高い方である。これは他人への、という意味ではなく自分へのだ。他人を殺傷したいならカウボーイが履いている、かかとにピザカッターがついている奴を履いた方が良い。

狭いつま先に足の指が密集されるため、私もよく爪で隣の指を切って足を血だらけにしていたし、伸縮性にかける素材のため、あわないパンプスだと試着の時点で靴擦れが出来るレベルなのだ。

世の中には素肌に荒縄で亀甲縛りを施し、その上に上等なスーツを羽織って出社している人も多いと思う。とても痛いだろうが、それは強制されたわけではなく、その人が好きで楽しいからやっているのだ。

つまり、好きでもない上にとても痛いパンプスを強制で履かなければいけないというのは、上等なスーツの下が亀甲縛りなことよりも「異常」なことというわけだ。

この運動はすぐに広まり、いきなり国会でも議論されたという。これにより「厚労相がハイヒール強要を容認」という見出しのニュースまで踊り出ることになった。

完全に自由と言われても困るのでは?

「厚生省に、女がハイヒールを履かないと死ぬ病の人が!?」と驚いたが、記事をよく見ると見出しほどのことはなく、厚労相の発言は「これは社会通念に照らして業務上、必要かつ相等な範囲かと、この辺なんだろうと思います」というかなりボンヤリしたものであり、どっちでも良い事を聞かれた私のリアクションに似ている。

しかし「ハイヒールが履けない女は何やってもダメ」などと強い事を言っているわけではないが、「業務上必要ならパンプス履くべきだろ」という「容認」に聞こえなくもない。すぐさま「業務上ハイヒールが必要な仕事って何だよ」という疑問が挙がり、「SMの女王様」「(ハイヒールでキレッキレに踊る)perfume以外ありえない」などの声が相次いだ。

この社会問題がすぐ大喜利になってしまうのは良くも悪くも「ザ・ツイッター」という感じだ。

確かに「業務上必要」となると、まだかかとにピザカッターがついている靴の方が「ピザを食う時」必要な気がする。

ただ、靴や服装を完全に自由化し、何でもOKにすれば良いかというと、それはそれで問題が起きると思う。ファッションに疎くコーディネートが苦手な人間からすれば、職場に何を着ていいのか全く「指針」がないというのは迷子になるし、接する側としても、車を買いにいってディーラーが、イモ―タンジョ―の完コスで出てきたら「キャデラックしか買うことを許されないのか」と委縮してしまう。就活マナー本に「俺の考えた最強の就活ファッションで挑みましょう」とだけ書かれていても逆に困るだろう

着る側としても、それに接する側としても、社会において服装にある程度規定や模範があるというのはメリットでもあるのだ。

そもそも規定や常識というのは、秩序を作ることにより問題を減らすためにあるものなのだ。しかしそれが元で「足を負傷する」という「問題」が起こっているなら本末転倒なので、やはり解消はすべきなのだろう。

極論に流れない寛容さが足りない

おそらく「#KuToo」を提唱している人も「ドラゴン柄のコンバースで就活したい」と言っているわけではないのだ。最近は「パンプスに見えるスニーカー」なども存在するし、パンプスでなくても地味な靴はいくらでもある。そのような靴を履いていても「パンプスじゃないから非常識」と見るのをやめてほしいという話だろう。

ちなみに私が会社員時代履いていたパンプスだが、黒の革靴ではあったが、つま先は限りなく丸く、ヒールはなきに等しい、今思えばあれはパンプスだったのか、70過ぎのババアが旅行に行くときに履くヤツなんじゃないか、という代物であったが、特に何も言われなかった。

「#KuToo」が求めるのも、そのぐらいの「寛容さ」なのではないだろうか。

【お知らせ】
連載「カレー沢薫の時流漂流」の掲載場所を変更します。
→ 新しい掲載場所はこちら https://news.mynavi.jp/series/jiryu_hyoryu