戦いの火蓋が切られた「クラロワリーグ」- 世界5地区すべてで開幕

戦いの火蓋が切られた「クラロワリーグ」- 世界5地区すべてで開幕

2018.09.06

「クラロワリーグ アジア」のシーズン2が開幕

今回はアジアと中国を含めた、世界5地区で開催

シーズン1からレギュレーションは大きく変更された

ゲーム会社のSupercellは『クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)』の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ アジア」シーズン2の開催を決定した。クラロワは、カードゲームやマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)などを融合させたリアルタイムストラテジーゲーム。8枚のカードでデッキを構築し、それらのカードを使いながら相手のタワーを倒していくというゲームだ。

ゲーム画面イメージ

5つの地区すべてでクラロワリーグが開幕!

「クラロワリーグ アジア」は、10の国と地域が参加するプロリーグで、日本4チーム、韓国4チーム、東南アジアの国と地域4チームの計12チームで編成されている。約3カ月にわたり、お互いの国や地域を行き来し、総当たり戦で優勝チームを決定する。

8月26日に日本でも開幕した「クラロワリーグ アジア」シーズン2

4月27日~7月15日まで行われたシーズン1では、日本チームのPONOS Sportsが優勝し、同じく日本チームのGameWithが2位となった。

「クラロワリーグ」はアジアだけでなく、合計5つの地区で開催されるが、シーズン1は準備期間としての意味合いもあり、開催されたのは「中国」と「アジア」の2地区のみ。ヨーロッパ、北米、ラテンアメリカの3地区は今回からの開幕となった。つまり、「クラロワリーグ アジア」では今回がシーズン2だが、5つの地区によるリーグ戦が本格始動したのは今回からということだ。

「クラロワリーグ アジア」に参加する日本チームは、チームもメンバーもほとんどシーズン1と変わらず、PONOS Sportsに1人Rolaporon(ロラポロン)選手が加わり、全19選手でリーグ戦が開催された。

ちなみに今後、5つの地区の優勝チームが一堂に会して世界一の座を奪い合う「世界一決定戦」も予定されているが、詳細は未定。アジアと中国の2シーズン分の結果がどう影響するかも決まっていないようだ。

シーズン1で優勝したPONOS Sports
プレイオフで敗れたものの、シーズン1をトップで通過したGameWith
シーズン2で巻き返しをはかるDetonatioN Gaming
シーズン1でベスト2v2ペアのタイトルをとったFAV gaming

大きく変更されたレギュレーション。チーム全体の底上げがカギに

シーズン2からは、大きくレギュレーションが変更。タイブレーカールールなど、新たなルールが採用された。シーズン1では、3戦2先勝利方式で、1on1(1対1の対戦)、2on2(2対2の対戦)、1on1の順番で対戦が行われていたが、シーズン2では、3戦2先勝利方式自体は変わらないが、試合形式が2on2、1on1の順番で行われ、3試合目はKING OF HILL形式(1on1形式の試合の勝ち抜き戦で、3ゲーム先取で勝利)によって決着が付くことになった。KING OF HILL形式では、最低でも3試合する必要があるため、よりエキサイティングな戦いが楽しめる。

また、出場するプレイヤーの規約も変更され、1試合目の2on2に出場した選手は次の1on1で出場することができなくなった。つまりチーム全体の実力の底上げができないと、勝ち抜くことが難しくなったわけだ。

2v2と1v1で連続して出場できなくなり、チームの采配がより重要になった。シーズン1最多勝利プレイヤーみかん坊や選手(写真左)と天GOD選手(写真右)
王子の愛称で人気の高いShun選手
アジア競技大会予選では日本代表として参戦したけんつめし選手
けんつめし選手との対戦に勝利した天ぷら選手

シーズン1から引き継いだルールとしては、対戦相手に使わせないカードを1枚決定するBANシステムがある。相手の得意なカードや現時点で最強クラスのカードを封じられるため、カードデッキの対応力や、組み立ての応用力などが必要となる。

「クラロワリーグ アジア」シーズン2は、8月24日に台湾で開幕し、翌25日には韓国で、さらに翌26日に日本でも開幕した。

26日には、「GameWith対PONOS Sports」「FAV gaming対DetonatioN Gaming」「GameWith対FAV gaming」の3戦が行われ、GameWithとFAV gamingが1勝1敗、DetonatioN Gamingの1勝、PONOS Sportsの1敗という結果となった。

9月2日は、日本で総当たりとなる残りの組み合わせで対戦し、9月7日からの3日間に韓国での日韓戦が行われる予定だ。

リーグ戦は10月28日まで行われ、11月4日にワイルドカード決定戦、11月11日にプレイオフが行われる。

いよいよレギュレーションも固まり、5つの地域すべてで開幕され、世界大会も見えてきた。「クラロワリーグ アジア」もシーズン1以上の盛り上がりが期待できるので、配信動画で「クラロワリーグ」を要チェックだ。

クラロワリーグ アジア 公式Youtubeチャンネル

NewsInsight 更新終了のお知らせ

NewsInsight 更新終了のお知らせ

2019.06.17

NewsInsightは、諸般の事情により記事更新を終了いたします。

ご愛顧いただいた読者の皆様、また関係者の皆様に、編集部一同、誠に感謝いたします。

なお、NewsInsightに掲載中の記事につきましては、引き続きマイナビニュース(https://news.mynavi.jp)へと掲載場所を移管いたします。

掲載中の連載記事につきましても同様に、マイナビニュースへ移管いたします。各連載記事の新しい掲載URLにつきましては、以下となります。

○安東弘樹のクルマ向上委員会!
https://news.mynavi.jp/series/andy

○森口将之のカーデザイン解体新書
https://news.mynavi.jp/series/cardesign

○清水和夫の自動運転ソシオロジー
https://news.mynavi.jp/series/autonomous_car

○ゲームとともに振り返る“平成”という時代
https://news.mynavi.jp/series/game_heisei

○岡安学の「eスポーツ観戦記」
https://news.mynavi.jp/series/e-Sports_review

○企業戦士に贈る「こむぎのことば」
https://news.mynavi.jp/series/komuginokotoba

○藤田朋宏の必殺仕分け人
https://news.mynavi.jp/series/shiwakenin

○「食べる」をつくる科学と心理
https://news.mynavi.jp/series/food_science

○阿久津良和のITビジネス超前線
https://news.mynavi.jp/series/itbiz

○山下洋一のfilm@11
https://news.mynavi.jp/series/filmat11

○モノのデザイン
https://news.mynavi.jp/series/designofthings

○知って納得、ケータイ業界の"なぜ"
https://news.mynavi.jp/series/mobile_business

○文具ソムリエール・菅未里の「新しいコンパス」
https://news.mynavi.jp/series/bungu

○活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く
https://news.mynavi.jp/series/font-history

○カレー沢薫の時流漂流
https://news.mynavi.jp/series/jiryu_hyoryu

最後になりますが、改めて皆様に感謝いたしますとともに、引き続き、マイナビニュースにてご愛顧いただけましたら幸いです。

放置されていた不寛容? 国会まで届いた「パンプス強要」騒動

カレー沢薫の時流漂流 第47回

放置されていた不寛容? 国会まで届いた「パンプス強要」騒動

2019.06.17

最近女性の間で「#MeToo」ならぬ「#KuToo」運動がにわかに盛り上がっている。

「#KuToo」とは「靴」と「苦痛」をかけており、職場や就職活動で、足を痛めるパンプスやヒール靴の強要をやめようという運動である。

そもそもそんなの誰も強要してねえよ、と思われるかもしれない。確かに規定として靴の形状やかかとの高さまで定めている会社はレアだろう。しかし、私の元いた会社でも、規則があるわけでも、誰に言われたでもなく、みな一様に黒のパンプスを履いていた。それが「暗黙のルール」であり、それ以外は「非常識」と見られる風潮は確かにあるのである。

これが就職活動になると、パンプスを履いていないだけで「こいつは常識がない」と見なされ不採用になってしまうかもしれない、ということだ。そうなると女子学生は足を負傷してでもパンプスを履かざるを得なくなってしまう。

正直、パンプスは苦痛

パンプスがそんなに苦痛か、というと、靴の中では殺傷能力が高い方である。これは他人への、という意味ではなく自分へのだ。他人を殺傷したいならカウボーイが履いている、かかとにピザカッターがついている奴を履いた方が良い。

狭いつま先に足の指が密集されるため、私もよく爪で隣の指を切って足を血だらけにしていたし、伸縮性にかける素材のため、あわないパンプスだと試着の時点で靴擦れが出来るレベルなのだ。

世の中には素肌に荒縄で亀甲縛りを施し、その上に上等なスーツを羽織って出社している人も多いと思う。とても痛いだろうが、それは強制されたわけではなく、その人が好きで楽しいからやっているのだ。

つまり、好きでもない上にとても痛いパンプスを強制で履かなければいけないというのは、上等なスーツの下が亀甲縛りなことよりも「異常」なことというわけだ。

この運動はすぐに広まり、いきなり国会でも議論されたという。これにより「厚労相がハイヒール強要を容認」という見出しのニュースまで踊り出ることになった。

完全に自由と言われても困るのでは?

「厚生省に、女がハイヒールを履かないと死ぬ病の人が!?」と驚いたが、記事をよく見ると見出しほどのことはなく、厚労相の発言は「これは社会通念に照らして業務上、必要かつ相等な範囲かと、この辺なんだろうと思います」というかなりボンヤリしたものであり、どっちでも良い事を聞かれた私のリアクションに似ている。

しかし「ハイヒールが履けない女は何やってもダメ」などと強い事を言っているわけではないが、「業務上必要ならパンプス履くべきだろ」という「容認」に聞こえなくもない。すぐさま「業務上ハイヒールが必要な仕事って何だよ」という疑問が挙がり、「SMの女王様」「(ハイヒールでキレッキレに踊る)perfume以外ありえない」などの声が相次いだ。

この社会問題がすぐ大喜利になってしまうのは良くも悪くも「ザ・ツイッター」という感じだ。

確かに「業務上必要」となると、まだかかとにピザカッターがついている靴の方が「ピザを食う時」必要な気がする。

ただ、靴や服装を完全に自由化し、何でもOKにすれば良いかというと、それはそれで問題が起きると思う。ファッションに疎くコーディネートが苦手な人間からすれば、職場に何を着ていいのか全く「指針」がないというのは迷子になるし、接する側としても、車を買いにいってディーラーが、イモ―タンジョ―の完コスで出てきたら「キャデラックしか買うことを許されないのか」と委縮してしまう。就活マナー本に「俺の考えた最強の就活ファッションで挑みましょう」とだけ書かれていても逆に困るだろう

着る側としても、それに接する側としても、社会において服装にある程度規定や模範があるというのはメリットでもあるのだ。

そもそも規定や常識というのは、秩序を作ることにより問題を減らすためにあるものなのだ。しかしそれが元で「足を負傷する」という「問題」が起こっているなら本末転倒なので、やはり解消はすべきなのだろう。

極論に流れない寛容さが足りない

おそらく「#KuToo」を提唱している人も「ドラゴン柄のコンバースで就活したい」と言っているわけではないのだ。最近は「パンプスに見えるスニーカー」なども存在するし、パンプスでなくても地味な靴はいくらでもある。そのような靴を履いていても「パンプスじゃないから非常識」と見るのをやめてほしいという話だろう。

ちなみに私が会社員時代履いていたパンプスだが、黒の革靴ではあったが、つま先は限りなく丸く、ヒールはなきに等しい、今思えばあれはパンプスだったのか、70過ぎのババアが旅行に行くときに履くヤツなんじゃないか、という代物であったが、特に何も言われなかった。

「#KuToo」が求めるのも、そのぐらいの「寛容さ」なのではないだろうか。

【お知らせ】
連載「カレー沢薫の時流漂流」の掲載場所を変更します。
→ 新しい掲載場所はこちら https://news.mynavi.jp/series/jiryu_hyoryu