新商品は裏メニュー! バーガーラブ路線のマックは常連客を取り戻せるか

新商品は裏メニュー! バーガーラブ路線のマックは常連客を取り戻せるか

2016.06.09

「BurgerLove」(バーガーラブ)というコンセプトのもと、期間限定の新商品を矢継ぎ早に投入している日本マクドナルド。同路線で第4弾となる新商品は、その名も「マックの裏メニュー」だ。定番メニューにハラペーニョなどをトッピングし、その魅力を再発見してもらおうという今回の施策。戻り始めた顧客をつなぎ止める妙手となるのだろうか。

定番メニューに付け足す新味

「マックの裏メニュー」とは、同社定番の「てりやきマックバーガー」、「チキンフィレオ」、「ダブルチーズバーガー」の3商品にトッピングを加えたもの。例えばチキンフィレオには「クリームチーズソース」を加え、サクサクしたチキンと滑らかなチーズソースの融合による新食感を打ち出す。新商品の発表会に登場した同社マーケティング本部メニューマネジメント部の若菜重昭上席部長は、もともと女性にも好評を博しているチキンフィレオを「よりリッチに」するチーズソースとの組み合わせに自信を示していた。

甘い味わいのてりやきマックバーガーにはハラペーニョで辛さをプラス。ダブルチーズバーガーにはスモークベーコンをトッピングし、「より力強く、ゴージャス」(若菜氏)な味わいを追求したという

裏メニューの販売期間は2016年6月15日から同7月上旬までの予定。その期間中は、3種類のトッピングを全てのレギュラーハンバーガーメニュー(15種類)に適用することができる。

トッピングは1つにつき税込み40円。1個のハンバーガーメニューに最大3つのトッピングを施すことができる。例えばチーズバーガーにクリームチーズソースをトリプルで加えるというような注文も可能。組み合わせは全部で285通りに及ぶ。今回の裏メニューは、全てのアレンジのなかからマックが「自信を持ってお勧めする」とうたう3種類だ。

全てのハンバーガーで3種のトッピングを試せる

ハンバーガーにカスタマイズ性を持たせる意味

今回の発表で重要と思われるのは、マクドナルドのハンバーガーがカスタマイズ性を獲得したという点だ。例えば同業のモスバーガーは、大豆でできたパティ(ソイパティ)を用意したり、バンズの代わりにレタスでパティを挟んだ「菜摘」という商品を展開したりと、ハンバーガーにカスタマイズ性を持たせる戦略に以前から取り組んでいる。マクドナルドは昨年、トッピングメニューとしてスライストマトの取り扱いを開始したが、今年の春にはメニュー改変に伴い同サービスを終了させていた。

マクドナルドが改めてハンバーガーにカスタマイズ性を持たせた背景には、バーガーラブ路線の成功により戻り始めた顧客をつなぎとめたいという同社の想いが感じられる。

戻った顧客に何を提示できるか

マクドナルドが今年4月から進めているバーガーラブ路線の新商品は総じて好評な様子。第1弾の「グランドビッグマック」は、一時的に販売を規制しなければならないほど好調な売れ行きだった。王道の味をうたった第2弾「クラブハウスバーガー」は、好評につき当初予定よりも販売期間を短縮したほどだったという。クラブハウスバーガーの販売期間短縮により、前倒しで店頭に登場した第3弾「ロコモコバーガー」は、昨年も販売した人気商品の再販だ。

今年に入って回復基調に転じたマクドナルドの業績は、バーガーラブ路線も奏功して堅調に推移。裏メニューで好調をキープできるか

業績が低迷していたマクドナルドだが、今年に入ってからは売上・客数ともに前年同期比を上回る水準をキープしている。好調を続けている要因の1つがバーガーラブ路線の成功であることは間違いなさそうだ。戻り始めた顧客を、いかにしてつなぎとめるかがマクドナルドの次なる課題。ハンバーガーにカスタマイズ性を持たせることは、課題の解決策として有効な一手となるかもしれない。

マックで発見する「自分だけの味」

サブウェイやスターバックスなど、商品に自分好みのアレンジを加えられる店は、顧客ごとに「自分だけの味」を見つけられるのが魅力の1つといえる。自分だけの味を見つけた顧客は、その店に親近感を抱き、リピーターとして定着する可能性がある。

客足が戻りつつあるタイミングにあわせて、ハンバーガーのカスタマイズ性を前面に打ち出したキャンペーンを始めるマクドナルド。いつでも変わらぬ味はマクドナルドの特徴でもあったが、トッピングが可能となれば色々と試してみたいと考える顧客もいるだろう。なかにはマクドナルドで自分だけの味に出会える人もいるはずだ。トッピングの種類を増やしたり、販売期間を延ばしたりする選択肢については、「お客様の反応をみて」(若菜氏)考えるという同社だが、定番メニューをアレンジする楽しみを上手く伝えることができれば、戻りつつある顧客を再び常連客として定着させることも夢ではないだろう。

バズりを狙いスベって炎上、「リアルガチでやばい」年金ツイート問題

カレー沢薫の時流漂流 第33回

バズりを狙いスベって炎上、「リアルガチでやばい」年金ツイート問題

2019.03.25

漫画家・コラムニスト カレー沢薫さんの社会派連載!

第33回は、リアルガチでやばい「日本年金機構のツイート炎上」について

日本年金機構のツイッター広告が炎上し、即ツイ消しおよび謝罪する事態になったという。その炎上したツイートというのがこちらの文言だ。

「ガチヤバイ!? リアルガチでやばいかも!? 新社会人のみなさまへ 受け取る年金少なくなってない!? ねんきんネットで確認だ!」

これは非常によくある「ウケると思ってスベッた上に大炎上」パターンであり、「炎上ガチャ」でこれが出て来たら確実に低レアなので「即売却」といった感じだ。

問題のツイートでは何かを差別、あるいは蔑視しているワケでもなく、火力としてはチャッカマン程度であり、そんなに怒らなくてもとさえ思えるが、やはり怒る方にも理由はある。

日本年金機構はこれまでに大きな不祥事を起こしてきている。2007年にはオンライン化した年金データに不備や誤りが多いことが発覚した「消えた年金問題」というのがあった。

ちゃんと年金を納めていてもそれが記録されていないため、将来の年金額が減ってしまうかもしれない、という非常に重大な事件である。国民から取るだけ取っておいて、その管理がずさん、という、メロスでなくても激怒して走り出す案件であった。また、2015年には215万人の個人情報を流出させるという情報漏えい事件も起こしている。

こんな信用残機ゼロの状態では「ちょっとしたおふざけ」でも「ガチでやばいのはお前らのせいだろ」「何故こっちを煽る? まずそっちがちゃんとしろ」「こんなことに俺たちの年金を使いやがって」という鬼のマジレスが来てしまうのは当然である。

広告にユーモアは大事だが、「年金」クラスの笑いごとじゃないテーマになると「真面目かよ!」と言われるぐらい真面目にしておいたほうが良い、という好例だ。

炎上広告が出ると必ず「おかしいと思う奴はいなかったのか」「誰か止めろよ」という声が出るが、「SNSでバズること」を目的にすると、人間の視野は2度ぐらいになってしまう。そのため、過度な悪ふざけになっているとか、弩級の差別表現が入っているということにマジで気づかなかったりするのだ。

また、社内に「これはおかしい」と思う人間が5億人いたとしても、トップが「これはウケる」と思ってしまっていたら、下っ端にそれを止めることはできない。個人がやるとどうしても考えが偏るので、企業はさまざまな性別年代の人間に意見を聞いた上で、広告を打った方が良いと思う。

だが意見を幅広く聞いた上で、一番上がそれを「考えすぎだって」と一蹴して断行したりするので、組織の炎上というのは根深い問題である。

今回の炎上を「明日は我が身」と思う理由

だが今回の年金機構の炎上は、個人的感情として「一概に責められぬ」感がある。

今回の広告はその表現を「他人事かよ」と大いに責められたわけだが、年金機構的にはそんなつもりはなく、どうやったら若者に年金に関心を持ってもらえるか、真面目に考えた結果「ああなってしまった」のではないだろうか。

二十代前半ばかりの職場でただ1人アラフォーの自分が、無理して若者言葉を使い盛大にスベッた挙句、給湯室でメチャクチャ悪口言われてた、みたいな図を想像すると、「身に覚えがある」もしくは「明日は我が身」なので、あまり責められないのだ。

実際、年金機構は年金に対し捨て鉢になっているわけではなく、何とか国民に年金に関心を持ってもらい、適切に払ってもらいたいと思っていることだけは確かなのである。

ところで、私は去年無職になったことにより、厚生年金から国民年金になってしまった。当然国民年金だと厚生年金より将来もらえる額は少ない。将来の不安を感じた私は、「国民年金基金」の資料を取り寄せた。

国民年金基金とは、自営業や私のような無職が国民年金とは別途で年金料を収め、将来もらえる年金額を増やせるという制度である。支払った金額は確定申告の控除対象にもなるので節税にもなるのだ。

年金は当てにならないから他で老後資金を作ろうという声も大きいが、それでも年金ほど確実でリスクが少ないものは今のところない、という意見も多く見られる。

だが、資料を申し込んだ時は熱かった気持ちが、届いた時冷めているというのはよくあることで、取り寄せるだけ取り寄せてしばらく放置していた。

すると国民年金基金から電話がかかってきたのである。私は電話が苦手で、取ると青紫色の粉瘤が出来るので取らなかったのだが、こんなテーマで書くことになるなら粉瘤の一つや二つ覚悟で取れば良かった。おそらくだが「国民年金基金どうでしょう?」という内容だったのではないだろうか。端的に言えば「営業電話」である。

その後、電話は数回かかってきて、驚くべきことに、日曜日でもかかってきた。国の機関が日曜に動くとは思っていなかったので驚愕である。

「必死かよ」と思ったが、事実必死なのだろう。それぐらい年金はひっ迫しているのだ。もしかしたらノルマ的なものすらあるのかもしれない。

年金をもらうのは我々である。企業の炎上なら「不買運動」ができるが、年金の場合「不払運動」になり、後々受取額が減って困るのは国民の方である。

今回の炎上で国民が年金に対しますます拒否感を持ってしまったのは、年金機構というより我々にとっての悲劇なのだ。広告自体には反感を持ったかもしれないが、年金に関心を持ち、自身の年金状態を確認するのは大事なことである。

私も次に電話がかかってきたら、粉瘤上等で取ってみようと思う。

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LINEをやめるには? アカウント削除の方法

LINEをやめるには? アカウント削除の方法

2019.03.25

LINEの利用をやめる時はアカウントの削除が必要

機種変更などで使う「引き継ぎ」とは違うので注意

LINEアカウントの削除には、注意が必要だ。機種変更やスマートフォンの故障、アプリの不調といった理由で削除を考えているとしたら、それは間違っている。その場合に必要なのは「引き継ぎ」という処理だ。

アカウント削除はLINE利用そのものをやめる時に行う作業だ。新しく別のアカウントを作り直してもいいが、これまで繋がりのあった人々との縁は切れてしまう。もし連絡を取り続けたいのならば、あらためて友だち登録をしてもらわなければならない。

最近はLINEの連絡先しか知らないという関係も珍しくないから、中には交流が途切れてしまう相手もいるだろう。そういったことを理解した上で、削除作業を進めてほしい。

LINEアカウントを削除する

メイン画面で右上にある歯車マークをタップし、設定画面を開いたら「アカウント」を選択しよう。次に一番下にある「アカウント削除」をタップすると、警告画面が表示されるはずだ。アカウントにログインできなくなるというのは、もう同じアカウントが利用できないことを意味する。問題なければ「次へ」をタップしよう。

設定で「アカウント」を選択
一番下にある「アカウント削除」をタップ
警告画面の中身を読んだ上で「次へ」をタップ

次の画面では、アカウントを本当に削除するのかが確認される。これまで獲得したポイントやアイテム、購入したコイン等も全てなくなるということが「保有アイテム」のところで示されているはずだ。

今回説明に利用しているアカウントは、LINEをほとんど利用していない状態なので、多くの項目が「0」になっているが、ある程度利用していればスタンプをたくさん購入してきていたり、購入のためにコインを保有していたりといったこともあるだろう。それらは新しく作ったアカウントに引き渡すようなことはできない。全て失って問題ないということであれば、下にある「すべてのアイテムが削除されることを理解しました。」という欄にチェックを入れよう。

コイン、ポイント、スタンプ、着せかえの全てが削除されることを理解したらチェックを入れる

下へスクロールすると、連携アプリについても確認される。LINEアカウントを利用してログインしていたアプリや、LINEコインで何かが購入できていた連携アプリがあれば、その連携も解除される。問題がなければ、確認項目にチェックを入れてさらに下へ進もう。

連携アプリがある場合はそちらの利用についても確認したい

最後に友だちリストやトーク履歴を含む全てが利用できなくなることが再確認される。ここにもチェックを入れると「アカウント削除」ボタンが有効になるはずだ。本当に問題がなければ「アカウント削除」ボタンを押して完了させよう。

全ての確認用チェックボタンにチェックを入れれば削除処理が有効になる。「アカウント削除」ボタンが有効になったらタップして完了だ

「LINE(ライン)基本の使い方ガイド」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/line

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