SUVブームを読みきったBMWの最新作! 試乗で感じた「X2」の完成度

SUVブームを読みきったBMWの最新作! 試乗で感じた「X2」の完成度

2018.08.09

ブームを先読み? ますます充実するBMWのSUV

スタイリッシュな最新作「X2」に試乗

取り回しのしやすいサイズ感、走りも磐石のBMW

2017年に世界で販売されたクルマのうち、3分の1がSUVだったといわれている。SUV市場の拡大は20世紀後半にはすでに予想されていたが、ここまでシェアが広がることを予測できた人は少数派なのではないだろうか。

その少数派に含まれる自動車メーカーがある。ドイツのBMWだ。BMWは1999年に同社初となるSUV「X5」を発売。それまで、セダンやスポーツカー、コンパクトカーなどを手掛けてきたメーカーが、SUVのカテゴリーに乗り出したのだ。日本の自動車メーカーは「RV」と呼ばれるようなクルマを多く生み出してきたが、BMWがこうした方向に舵を切ったのは大きな出来事だった。

SUVラインアップは6車種に

BMWのすごいところは、その後のラインアップ充実に関する加速度的な取り組みだ。2004年には「X3」を追加し、2008年の「X6」、2009年の「X1」、2014年の「X4」と次々にSUVの新作を用意。2010年にはMINI(ミニ)ブランドにも「カントリーマン」というSUVを追加設定している。

そうした中、さらにラインアップを充実させるために追加したのが「X2」だ。BMWのセダン、クーペ、カブリオレ、ロードスターのモデルは1~8までのラインアップで構成されているが、このX2の登場により、SUVのラインアップは「X1~X6」までとなった。世の中で売れているクルマの3分の1がSUVだと冒頭に述べたが、BMWのラインアップにおけるSUV比率は、世の中のシェアを遙かにしのぐことになったといえる。

BMWが生み出した6番目のSUV「X2」

低い車高が特徴、スタイリッシュな「X2」

BMWではSUVのことをSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼んでいるが、X2についてはSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)というジャンルだと主張している。

X2は同じSUVであるX1をベースとし、スタイリッシュなボディを与えたモデルだ。ホイールベース(前輪と後輪の車軸を結んだ距離)はX1と同じ2,670mmとなっている。ただし、X1が1,600mmの全高を持つのに対し、X2は1,535mmと車高が低め。スタイリングはもとより、機械式駐車場への入庫確率の向上などを行っているのだ。ただし、全幅は1,825mmと1,800mmを超えるので、車幅で制限を受けることもあるだろう。

この車高であれば機械式駐車場に入れられる可能性も高まるはずだ

全体のスタイリングを見ると、X1は2ボックス車を大きくしたようなシルエットだが、X2はスポーティな4ドアを大きくしたようなイメージとなる。BMWのアイデンティティでもある「キドニーグリル」(キドニーとは腎臓の意味。BMW伝統の形)には、上下の高さを抑えたクーペライクなデザインを採用。サイドウィンドウはリヤに向かって絞り込まれた形状で、翼断面を思わせるスタイリッシュなものとなっている。

キドニーグリルは高さを抑えてクーペライクに

ユーザーの若返りも大事な使命

X2はSUVのラインアップを充実するということ以上に、BMWのユーザーを若返らせるという大きな役割も担っている。スタイリッシュなSUVとしたのもその一環だし、プロモーションに香取慎吾さんを起用していることにも大きな意味がある。そして、忘れてはならないのがコネクティッド機能の部分だ。

プロモーションには香取慎吾さんを起用

X2には「BMW コネクテッド・ドライブ」が標準装着されている。深刻な事故が発生した際、クルマ側から自動的に緊急事態をコールセンターに知らせる「SOSコール」のほか、クルマの整備関係データをディーラーに発信し、的確な整備を受けられるようにする機能などが備わっており、万が一のトラブルの際にも迅速な対応が可能となっている。

さらに、オーナーはスマートフォンに専用アプリ「My BMW」をインストールすることにより、乗車前に車外から空調を作動させたり、ドアの解施錠を行ったり、パソコンやスマホで設定したドライブコースをナビに連動させたりすることができる。車内通信モジュールを利用すれば、ニュースの閲覧やTwitterのディスプレイ表示・読み上げなども可能となる。

室内・荷室は充実の広さ

SUVというジャンルである以上、ユーティリティの部分もしっかりと確保する必要があるだろう。X2を真横から見ると、リヤゲートにはそこそこ傾斜した形状が与えられている。ラゲッジルームの容量を少しでも多く確保するなら、この部分は垂直に近いほど有利なのだが、あまり垂直にしてしまうと、スタイリングを台無しにしてしまう。この傾斜したリヤゲートでありながら、ラゲッジルームの容量は470リットルと広大だ。ちょっとクラスは違うが、トヨタ自動車「C-HR」のラゲッジルーム容量が318リットルだから、かなり広いことがわかると思う。

ラゲッジルームはかなり広い

ラゲッジルームの使い勝手は容量だけでは決まらない。リヤシートをどのように倒せるかがとても重要になる。多くの国産車は、6対4でシートバックを前倒しにできるタイプのクルマが多いのだが、X2は4対2対4の3分割方式になっている。なので、右を4倒すこともできるし、そこに2を足して6倒すことも可能だ。センターの2だけを倒して長尺物を搭載することもできる。この自由度の高さは、さまざまな遊びに対応すること間違いなしだ。

シートの倒し方にも多くのバリエーションがある

室内の広さも余裕がある。フロントシートはたっぷりとしたサイズで、視界も開けているから、クルマを走らせているときも、ゆったりとした余裕のある雰囲気が伝わってくる。自分とパートナーというドライブならベストなパッケージングといえる。リヤシートも足元の広さは十分にあるのだが、シートクッションの前後長が少し短く、ヘッドルームも窮屈ぎみなので、長距離ドライブではちょっと疲れるかも知れない。

BMWなら当たり前? 走りはスポーティーで気持ちいい

試乗車は2リッターの4気筒ターボエンジンを搭載する「xDrive20i」というグレードだった。エンジンの最高出力は192馬力。トルクカーブがフラットなので扱いやすい特性だ。ミッションは8速とクロスレートなので、パドルシフトを使ってこまめにアップ&ダウンを繰り返しながら、ワインディングを走るとなかなかの気持ちよさだ。

ワインディングでは気持ちのよい走りを楽しめた

ハンドリングはBMWらしいシャープなもの。ステアリングを切ればススッとノーズがインを向いていく。しっかりした直進安定性を示しながらも、そこからのステアで機敏に向きを変えるところは、SUVの「S」の部分(スポーティーであること)を十分に表現しているというイメージだ。車高がある程度は高いので、ロールはそれなりに発生するのだが、ロールによる不安感などがない部分には、BMWのノウハウがいきているのだろう。

LINE WORKSを削除(解約)するには?

LINE WORKSを削除(解約)するには?

2019.03.21

LINE WORKSを解約したいと思ったら

解約の前にまずは「所属メンバーの削除」を行う

ユーザーは自分のアカウントを削除できるの?

LINE WORKSを試験的に導入したけれど合わなかったという場合や、利用していたプロジェクトが終了したから削除したいという場合に備えて、LINE WORKSを削除(解約)処理する手順をまとめておく。

LINE WORKSの削除はメンバー削除から

「管理者画面」を開いた上で「基本設定」を開くと、左メニューの一番下に「LINE WORKSの解約」という項目がある。ただし、使っている最中にいきなり解約しようとしても「解約できません」と表示されるはずだ。解約のためには、先に所属メンバー全員を削除しなければならない。

「基本設定」で「LINE WOKRSの解約」を選択
メンバーが残っていると解約できない

メンバー削除は、上メニューで「メンバー」を選んだ画面から行える。最高管理者は削除できないため、解約準備ならば上部のチェックボックスを使って全員を一括選択してから、最高管理者のチェックだけを外すのが簡単だ。上にある「削除」をクリックすると確認画面が表示されるので、「メンバー削除」で完了させよう。

なお「副管理者」など役職者については先に権限を削除してからでなければメンバー削除ができないので注意して欲しい。

「メンバー」で最高管理者以外を選んで「削除」をクリック
確認画面で「メンバー削除」をクリックしよう

解約理由を添えて処理完了

再度「基本設定」で「LINE WORKSの解約」を選ぶと、メンバーの削除が完了していれば解約へ進む画面が表示されるはずだ。最高管理者のパスワードと、解約理由のアンケートを入力すれば解約が完了する。

最高管理者のパスワードを入力
解約理由のアンケートも必須項目だ

個人アカウントの削除方法は?

LINE WORKSを管理者ではなくユーザーとして利用している場合、自分のアカウントを削除することはできない。

LINE WORKSのユーザーアカウントは、会社のメールアドレスのようなイメージだ。アカウントに利用する文字列などはユーザーが決められるが、アカウントの存在自体は管理者がそれぞれに発行している。そのためユーザー側はログインしないことで「使わない」状態にはできても、削除はできない。もし退職する、プロジェクトから外れるなど事情がある場合には、管理者にメンバー削除の依頼を出そう。

同じく、最高管理者の権限を持っている人が異動等でアカウントを削除したい場合には、まずは権限の委任をして、一般ユーザーになってからメンバー削除をしてもらう必要がある。

「LINE WORKS 完全指南 設定&使い方」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/lineworks

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総務省施策が追い風に? 携帯分離の「歴史的チャンス」狙うファーウェイ

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2019.03.20

モバイル業界を変える「携帯値下げ議論」が過熱

ファーウェイは日本を取り巻く環境を「歴史的チャンス」と発言

コスパ高いミッドレンジ端末でシェア拡大を目指す

20日、NTTドコモが特定の端末の購入を条件に通信料金を割り引く「docomo with」、購入する端末に応じて通信料金を割り引く「月々サポート」を終了する方針を固めたという報道が話題となっている。

国内のモバイル業界では携帯電話料金見直しが進んでおり、3月5日には総務省が中心に進めてきた端末代金と通信料金の分離が閣議決定された。NTTドコモは分離プランを軸とした新料金プランを4月に発表する見込みだ。

日本のモバイル市場を大きく変えるこの動きを「歴史的チャンス」と見ているのがファーウェイだ。2018年末から米中対立が加速する中、ファーウェイが打ち出すメッセージも語気を強めている。果たして日本市場でシェアを拡大できるのだろうか。

逆風吹けども、依然として業績は好調

今年に入り、ファーウェイの周辺が騒がしい。3月7日には、ファーウェイは米国政府を相手取って訴訟を起こした

さらにその内容をFacebookでライブ配信するなど、米国以外の世界市場に向けたメッセージにもしており、そのメッセージをまとめたウェブサイト「Huawei Facts」は、わざわざ日本語版も用意している。

2018年末から続く米中対立を巡る報道は、ファーウェイの業績にどのような影響を与えたのか。MWC19でインタビューに応じたファーウェイ・ジャパンの呉波氏は、「一部の消費者は影響を受けたが、2019年に入ってから売上は大幅に伸びている」と語った。

ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏

話題の「折りたたみスマホ」でもファーウェイは先行する。

ファーウェイに先立って折り畳みスマホを発表したサムスンだが、こちらはMWCではガラスケース内での「展示」のみにとどまったのに対し、ファーウェイは「Mate X」の実機を用いて報道関係者に折り曲げを試させるなど、製品化で一歩先を行っていることをアピールした。

ファーウェイの折りたたみスマホ「Mate X」。報道陣には手に取って折り曲げてみる機会も用意された

Mate Xは次世代移動通信の「5G」にも対応しており、日本では5Gサービスの開始を待って投入時期を見極める方針だという。

ちなみに3月26日に発表予定のフラグシップ機「HUAWEI P30」シリーズは、例年通りのタイミングで日本市場に投入するようだ。SIMフリーでの発売だけでなく、ドコモが採用した「HUAWEI P20 Pro」のように大手キャリアによる採用があるかどうかも注目したい。

分離プランを「歴史的チャンス」と捉えるワケ

一方、2019年の国内モバイル市場で話題となっているのが携帯料金における「分離プラン」の導入だ。KDDIとソフトバンクはすでに導入済みだが、NTTドコモは4月に発表する新料金プランから本格導入するとみられている。

分離プランの特徴は、NTTドコモの「月々サポート」のように回線契約と紐付けた端末の割引が禁止される点だ。端末の割引自体が禁止されるわけではないというものの、大幅な割引は難しくなる。その結果、10万円を超えるようなハイエンド機ではなく、3〜4万円で一括購入しやすいミッドレンジ機の需要が高まるとの見方が有力だ。

この動きをファーウェイはどう見ているのか。

呉氏は「非常に重要視している。スマホが登場したときや、SIMフリー市場が始まったときのインパクトに引けを取らない、歴史的な瞬間になる」と興奮気味に語る。

日本のSIMフリー市場でベストセラーとなった「HUAWEI P20 lite」を始め、ファーウェイのミッドレンジ機のラインアップは厚い。モデルによってはフラグシップと同じCPUでミッドハイの価格を実現するなど、コスパの高さも特徴だ。大手キャリア向けにさまざまな提案ができる体制といえる。

フラグシップと同じ「Kirin 980」搭載でミッドハイ価格の「HONOR View 20」

また、5G対応も順調だ。

モバイルWi-Fiルーターに強みを持つファーウェイは、MWC19でも5G対応ルーターを多く出展していた。日本ではまだ周波数の割り当てが終わっていないものの、国内大手キャリアは2019年内にもプレサービスを始める動きがある。5Gスマホが普及するまでの間、5Gルーターの需要は高まる可能性がある。

5G対応のモバイルWi-Fiルーターも出展していた

ミッドレンジ市場の拡大を狙って、今年はシャープやサムスン以外にも、ソニーモバイルの参入も予想されている。

この価格帯が激戦区になることは間違いないが、ファーウェイはその中で高コスパの製品ラインアップや、国内での地道な販促活動やブランドメッセージの打ち出しによって対抗していく構えだ。

ヨドバシカメラ梅田店での販促イベントの様子
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