まるでファッションショー、製菓会社BAKE発表会の突き抜け感

まるでファッションショー、製菓会社BAKE発表会の突き抜け感

2018.04.20

まるでファッションショーだ。衣装を身にまとったモデルが何人も登場し、ランウェイを歩く。少し違うのは、衣装にマッチしたカラーの袋をモデルが手に携えていること。袋に記されているのはPOGG、RINGOなど。それらは製菓会社BAKEの商品であり、これはBAKEの発表会の一幕だ。

BAKEの発表会はまるでファッションショーだった

プレスリリースで終わらせない

創業わずか5年で国内外に78店舗を構えるBAKE。取扱い商品は、チーズタルトやアップルパイなど誰もが知っている商品であり、競合多数にもかかわらず、急成長を遂げ、今では株式公開も視野に入れる注目の企業だ。そんな同社が4月某日、都内で発表会を開催した。

披露されたのは、スイートポテトパイの「POGG」とパフェの「THE PARFAIT STAND」。普通の会社ならプレスリリースで終わらせてしまうような内容だ。しかし、BAKEは違う。単なる新商品の披露ではなく、ブランド発表会という位置づけだからだ。

スイートポテトパイのPOGG(税別320円)。中はクリーム、外側はペースト、底面はサックリとしたパイの3層食感を実現。食べやすさも考慮して三角柱の形状に
パフェのTHE PARFAIT STAND(ICHIGO WHITEが税別900円、CHOCO BROWNが税別700円)

BAKEにとって、ブランド戦略は重要。それが急成長を達成できた大きな理由になっているからだ。商品の購入前から購入後まで、顧客と接するすべての点で手を抜かず、ウェブサイトのビジュアル、購入後の手さげ袋や商品を入れるパッケージ、そこに記されるロゴなど、ありとあらゆるものに力を入れ、カスタマーエクスペリエンスの向上を図っている。

単においしいだけのチーズタルトやら、アップルパイではなく、BAKEのチーズタルト、BAKEのアップルパイを味わってもらう。発表会がファッションショーめいたものになったのも、こうした考えが原点にあり、それを昇華させたものにすぎないのだ。

では、商品をブランド化するために、どういった取り組みをしているのだろうか。発表会に耳を傾ければ、その一端が見えてくる。

BAKE発表会で語られたこと

西尾修平代表によるPOGGの説明。それは「どんな商品か」から始まるものではなく「どんなブランドか」といったところからスタートする。

「まずブランドコンセプトです。相反する価値の重なり合いをコンセプトに商品を開発。今までにない新しい価値を生み出すスイートポテトパイに辿り着くため、食感や形、時間経過における味の変化など様々な視点からアプローチし、個性的で愛らしい商品ができました。さつまいものおいしさを付加彫りするという意味を込めて命名……」(西尾代表)

いわゆる製菓会社の発表会とは思えぬ説明はさらに続く。西尾代表の後に登壇したのはアートディレクター。その解説は、ロゴ、ブランドターゲット、パッケージデザインなど。単なるスイートポテトパイではないことは理解してもらえるはずだ。

「ロゴには、外側のソリッドさ、内側のトロっとした柔らかさ、相反する特徴を落とし込みました。さらに、親しみやすさとほっくりした愛らしさも表現。メインビジュアルは、三角柱状の見た目、中のポテトクリームのトロリ感を際立たせるために、商品を並べて、ひとつだけフォーカス。静と動による対比でシズル感のあるビジュアルに仕上げています」(アートディレクター)

POGGウェブサイトより

「パッケージデザインは、おいしさを土から探し当てることをイメージしたものに。スイートポテトの素朴さ、親しみやすさをクラフトの素材感で再現、ビビッドなパープルは、さつまいもの皮の鮮やかさを、箱にある金箔のロゴは、さつまいもを揚げたのまばゆいゴールドをイメージしています」(同上)

パッケージデザインにもこだわるのがBAKE流

ターゲットイメージは「芯のあるアクティブな女性」といった表現だ。ターゲットとなる年代が不明確だが、言葉のイメージや続く説明からは、大人の女性をイメージさせる。パッケージデザインほかストアデザインも含め、POGGという世界観がそこにはあるようで、他のスイートポテトとは明確に異なる印象を受ける。

ストアデザインも畑のそばの納屋、コンテナをイメージ。キーカラーのパープルで女性に共感してもらえるデザインにしたという

ブレークスルーを可能にしたBAKE

BAKEの発表会が突き抜けているのは、製菓会社とは思えない領域に踏み込んだところにある。おいしさという本来の商品的価値は重要だが、そこにどう付加価値を加えるかで結果が変わっていく。付加価値が付けられれば、チーズタルト、スイートポテト、アップルパイといった誰もが知り、競合多数の商品でも売れる。創業5年で国内外78店舗まで急成長できたことが付加価値の重要さを証明しているといえるのではないだろうか。

BAKEが今後、力を入れて投資していくのがブランディングの部分だ。「目に見えにくい価値を表現するのが、デザインであり、ブランドかなと。価値を伝えるために、きちんと言葉にして、目に見えるようにしていこうと。投資が行き過ぎているように見えるかもしれませんが、ここが僕らの信じているところです」(西尾代表)。

これから先、どんな商品をどのように見せてくれるのか。それが消費者に受け入れられていくのか。今までにはない製菓会社の取り組みが気になるところだ。

LINE WORKSを削除(解約)するには?

LINE WORKSを削除(解約)するには?

2019.03.21

LINE WORKSを解約したいと思ったら

解約の前にまずは「所属メンバーの削除」を行う

ユーザーは自分のアカウントを削除できるの?

LINE WORKSを試験的に導入したけれど合わなかったという場合や、利用していたプロジェクトが終了したから削除したいという場合に備えて、LINE WORKSを削除(解約)処理する手順をまとめておく。

LINE WORKSの削除はメンバー削除から

「管理者画面」を開いた上で「基本設定」を開くと、左メニューの一番下に「LINE WORKSの解約」という項目がある。ただし、使っている最中にいきなり解約しようとしても「解約できません」と表示されるはずだ。解約のためには、先に所属メンバー全員を削除しなければならない。

「基本設定」で「LINE WOKRSの解約」を選択
メンバーが残っていると解約できない

メンバー削除は、上メニューで「メンバー」を選んだ画面から行える。最高管理者は削除できないため、解約準備ならば上部のチェックボックスを使って全員を一括選択してから、最高管理者のチェックだけを外すのが簡単だ。上にある「削除」をクリックすると確認画面が表示されるので、「メンバー削除」で完了させよう。

なお「副管理者」など役職者については先に権限を削除してからでなければメンバー削除ができないので注意して欲しい。

「メンバー」で最高管理者以外を選んで「削除」をクリック
確認画面で「メンバー削除」をクリックしよう

解約理由を添えて処理完了

再度「基本設定」で「LINE WORKSの解約」を選ぶと、メンバーの削除が完了していれば解約へ進む画面が表示されるはずだ。最高管理者のパスワードと、解約理由のアンケートを入力すれば解約が完了する。

最高管理者のパスワードを入力
解約理由のアンケートも必須項目だ

個人アカウントの削除方法は?

LINE WORKSを管理者ではなくユーザーとして利用している場合、自分のアカウントを削除することはできない。

LINE WORKSのユーザーアカウントは、会社のメールアドレスのようなイメージだ。アカウントに利用する文字列などはユーザーが決められるが、アカウントの存在自体は管理者がそれぞれに発行している。そのためユーザー側はログインしないことで「使わない」状態にはできても、削除はできない。もし退職する、プロジェクトから外れるなど事情がある場合には、管理者にメンバー削除の依頼を出そう。

同じく、最高管理者の権限を持っている人が異動等でアカウントを削除したい場合には、まずは権限の委任をして、一般ユーザーになってからメンバー削除をしてもらう必要がある。

「LINE WORKS 完全指南 設定&使い方」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/lineworks

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2019.03.20

モバイル業界を変える「携帯値下げ議論」が過熱

ファーウェイは日本を取り巻く環境を「歴史的チャンス」と発言

コスパ高いミッドレンジ端末でシェア拡大を目指す

20日、NTTドコモが特定の端末の購入を条件に通信料金を割り引く「docomo with」、購入する端末に応じて通信料金を割り引く「月々サポート」を終了する方針を固めたという報道が話題となっている。

国内のモバイル業界では携帯電話料金見直しが進んでおり、3月5日には総務省が中心に進めてきた端末代金と通信料金の分離が閣議決定された。NTTドコモは分離プランを軸とした新料金プランを4月に発表する見込みだ。

日本のモバイル市場を大きく変えるこの動きを「歴史的チャンス」と見ているのがファーウェイだ。2018年末から米中対立が加速する中、ファーウェイが打ち出すメッセージも語気を強めている。果たして日本市場でシェアを拡大できるのだろうか。

逆風吹けども、依然として業績は好調

今年に入り、ファーウェイの周辺が騒がしい。3月7日には、ファーウェイは米国政府を相手取って訴訟を起こした

さらにその内容をFacebookでライブ配信するなど、米国以外の世界市場に向けたメッセージにもしており、そのメッセージをまとめたウェブサイト「Huawei Facts」は、わざわざ日本語版も用意している。

2018年末から続く米中対立を巡る報道は、ファーウェイの業績にどのような影響を与えたのか。MWC19でインタビューに応じたファーウェイ・ジャパンの呉波氏は、「一部の消費者は影響を受けたが、2019年に入ってから売上は大幅に伸びている」と語った。

ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏

話題の「折りたたみスマホ」でもファーウェイは先行する。

ファーウェイに先立って折り畳みスマホを発表したサムスンだが、こちらはMWCではガラスケース内での「展示」のみにとどまったのに対し、ファーウェイは「Mate X」の実機を用いて報道関係者に折り曲げを試させるなど、製品化で一歩先を行っていることをアピールした。

ファーウェイの折りたたみスマホ「Mate X」。報道陣には手に取って折り曲げてみる機会も用意された

Mate Xは次世代移動通信の「5G」にも対応しており、日本では5Gサービスの開始を待って投入時期を見極める方針だという。

ちなみに3月26日に発表予定のフラグシップ機「HUAWEI P30」シリーズは、例年通りのタイミングで日本市場に投入するようだ。SIMフリーでの発売だけでなく、ドコモが採用した「HUAWEI P20 Pro」のように大手キャリアによる採用があるかどうかも注目したい。

分離プランを「歴史的チャンス」と捉えるワケ

一方、2019年の国内モバイル市場で話題となっているのが携帯料金における「分離プラン」の導入だ。KDDIとソフトバンクはすでに導入済みだが、NTTドコモは4月に発表する新料金プランから本格導入するとみられている。

分離プランの特徴は、NTTドコモの「月々サポート」のように回線契約と紐付けた端末の割引が禁止される点だ。端末の割引自体が禁止されるわけではないというものの、大幅な割引は難しくなる。その結果、10万円を超えるようなハイエンド機ではなく、3〜4万円で一括購入しやすいミッドレンジ機の需要が高まるとの見方が有力だ。

この動きをファーウェイはどう見ているのか。

呉氏は「非常に重要視している。スマホが登場したときや、SIMフリー市場が始まったときのインパクトに引けを取らない、歴史的な瞬間になる」と興奮気味に語る。

日本のSIMフリー市場でベストセラーとなった「HUAWEI P20 lite」を始め、ファーウェイのミッドレンジ機のラインアップは厚い。モデルによってはフラグシップと同じCPUでミッドハイの価格を実現するなど、コスパの高さも特徴だ。大手キャリア向けにさまざまな提案ができる体制といえる。

フラグシップと同じ「Kirin 980」搭載でミッドハイ価格の「HONOR View 20」

また、5G対応も順調だ。

モバイルWi-Fiルーターに強みを持つファーウェイは、MWC19でも5G対応ルーターを多く出展していた。日本ではまだ周波数の割り当てが終わっていないものの、国内大手キャリアは2019年内にもプレサービスを始める動きがある。5Gスマホが普及するまでの間、5Gルーターの需要は高まる可能性がある。

5G対応のモバイルWi-Fiルーターも出展していた

ミッドレンジ市場の拡大を狙って、今年はシャープやサムスン以外にも、ソニーモバイルの参入も予想されている。

この価格帯が激戦区になることは間違いないが、ファーウェイはその中で高コスパの製品ラインアップや、国内での地道な販促活動やブランドメッセージの打ち出しによって対抗していく構えだ。

ヨドバシカメラ梅田店での販促イベントの様子
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