スシロー新業態「杉玉」は3店目で存在公表、今まで隠されてきたワケ

スシロー新業態「杉玉」は3店目で存在公表、今まで隠されてきたワケ

2018.03.30

スシローグローバルホールディングスが存在を明かした新業態の「杉玉」。1号店は昨年9月、兵庫県西宮市にオープンしたが、その存在は明かされぬままだった。そこにはスシローの慎重さも伺える。

スシローグループの新業態「杉玉」。存在が伏せられてきたのには理由がある

新業態に取り組むのは初ではない

スシローグループが新業態に取り組むのは初めてではない。子会社のスシロークリエイティブダイニングが「ツマミグイ」「七海の幸」を2015年に東京都内にオープンさせた。客単価を4000-5000円に設定、回転寿司のスシローとは異なる客層を狙っていた。

しかし、いずれも長くは続かなかった。理由は多店舗展開には向いていないと判断されたからだ。スシローグローバルホールディングスの水留浩一社長はかつて「我々が取り組むべきは5店舗規模の事業ではなく、100店舗規模の事業を作っていくということ」とインタビューで語っており、採算面よりも将来性を考慮して撤退したと話している。

しっかりと店舗展開ができそうだということで3店舗目でお披露目したと話す水留浩一社長

こうした反省を踏まえながら誕生したのが杉玉だ。位置づけは大衆寿司居酒屋であり、想定客単価は2500-3000円。お寿司を食べつつ、つまみに手を出し、お酒が2、3杯飲めて、3000円というイメージだ。

メニューには遊び心が盛りだくさん。写真左下「飲めるサーモン」、右下「えんがわの昆布〆炙り」、上「キャビア寿司」(各税別299円)

ツマミグイでは「オシャレ」「女性向け」といったカラーが強く、店舗面積もゆったりとした60坪。一方の杉玉は学生から家族連れ、シニア層までオールターゲットにし、30坪で運営することに大きな違いがあるという。スシローは客単価を低めに設定し、想定客層も変えたことで、店舗展開のあり方を再考したというわけだ。

店舗の存在を隠してきたわけ

そんな杉玉だが、スシローがその存在を公式発表したのは、3店舗目である。1号店は昨年9月、兵庫県西宮市に、2号店は今年1月に東京都千代田区神田神保町にオープンしたが、「取引先には(開店祝いの)お花を贈らないでね、とお願いしていた」(水留社長)と話しており、意図的に伏せてきたのだ。

その理由は、店舗の地力を知るためだ。杉玉には"スシロー"の文字が入っていない。だから、スシローグループとの関わりを見出すのは困難だ。初期段階では「すし郎」という店舗名候補もあったが、回転寿司のスシローのイメージに引きづられてしまう要素をすべて取り除きたいと考えた。だからこそ、広報や宣伝活動もゼロだった。杉玉のピュアな地力を把握するために、ひっそりと静かに運営されてきたというわけだ。

そして昨日、杉玉の存在が公式発表となった。正式発表に至ったのは、継続的な事業運営の確度が高まったからだろう。水留社長も「1号店は開店から数カ月でしっかり利益が出るようになっている。2号店も好調」と話しており、自信が伺える。

目指すは店舗数3ケタへ

先々はもちろん、小さくまとまるつもりはない。スシローが手がけるビジネスについて、かつて「我々が取り組むべきは5店舗規模の事業ではなく、100店舗規模の事業を作っていくということ」と語ったように、水留社長は一貫して「夢を語るならば店舗数は3桁まで増やしたい」と期待を寄せている。

9月末までにさらに2-3店舗オープン予定(東京、大阪に各1店舗)で、近い将来に直営店を20店舗ほどまで拡大させる計画だ。その先はフランチャイズ化も視野に入れ、5年後のざっくりとしたイメージとして100店舗体制にできれば、と考えているようだ。出店エリアについては、酒類の提供となるため、ロードサイド店の展開は考えにくく、駅近などの商業エリアに出店していくことを想定する。

鳥貴族が発想の原点?

最後に興味深いコメントをあげておきたい。「鳥貴族は500店ほどある。ある商材を軸に30坪の規模で展開する居酒屋は、広がりが期待できるカテゴリー。寿司を中心にした居酒屋業態に大きなところはないのでチャンスともいえる」(水留社長)。

注目したいのは「鳥貴族」という言葉だ。どこまで本気にしていいのか判断しかねるが、杉玉の1品価格は鳥貴族に近いものがあり、駅近という出店エリアも同じだ(酒類の提供だから同じになるのは当たり前だが)。安さとおいしさを鳥ではなく、寿司で攻めようというのが杉玉の発想の原点なのかもしれない。

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LINE WORKSを削除(解約)するには?

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2019.03.21

LINE WORKSを解約したいと思ったら

解約の前にまずは「所属メンバーの削除」を行う

ユーザーは自分のアカウントを削除できるの?

LINE WORKSを試験的に導入したけれど合わなかったという場合や、利用していたプロジェクトが終了したから削除したいという場合に備えて、LINE WORKSを削除(解約)処理する手順をまとめておく。

LINE WORKSの削除はメンバー削除から

「管理者画面」を開いた上で「基本設定」を開くと、左メニューの一番下に「LINE WORKSの解約」という項目がある。ただし、使っている最中にいきなり解約しようとしても「解約できません」と表示されるはずだ。解約のためには、先に所属メンバー全員を削除しなければならない。

「基本設定」で「LINE WOKRSの解約」を選択
メンバーが残っていると解約できない

メンバー削除は、上メニューで「メンバー」を選んだ画面から行える。最高管理者は削除できないため、解約準備ならば上部のチェックボックスを使って全員を一括選択してから、最高管理者のチェックだけを外すのが簡単だ。上にある「削除」をクリックすると確認画面が表示されるので、「メンバー削除」で完了させよう。

なお「副管理者」など役職者については先に権限を削除してからでなければメンバー削除ができないので注意して欲しい。

「メンバー」で最高管理者以外を選んで「削除」をクリック
確認画面で「メンバー削除」をクリックしよう

解約理由を添えて処理完了

再度「基本設定」で「LINE WORKSの解約」を選ぶと、メンバーの削除が完了していれば解約へ進む画面が表示されるはずだ。最高管理者のパスワードと、解約理由のアンケートを入力すれば解約が完了する。

最高管理者のパスワードを入力
解約理由のアンケートも必須項目だ

個人アカウントの削除方法は?

LINE WORKSを管理者ではなくユーザーとして利用している場合、自分のアカウントを削除することはできない。

LINE WORKSのユーザーアカウントは、会社のメールアドレスのようなイメージだ。アカウントに利用する文字列などはユーザーが決められるが、アカウントの存在自体は管理者がそれぞれに発行している。そのためユーザー側はログインしないことで「使わない」状態にはできても、削除はできない。もし退職する、プロジェクトから外れるなど事情がある場合には、管理者にメンバー削除の依頼を出そう。

同じく、最高管理者の権限を持っている人が異動等でアカウントを削除したい場合には、まずは権限の委任をして、一般ユーザーになってからメンバー削除をしてもらう必要がある。

「LINE WORKS 完全指南 設定&使い方」バックナンバーはこちら
https://biz.news.mynavi.jp/category/lineworks

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総務省施策が追い風に? 携帯分離の「歴史的チャンス」狙うファーウェイ

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2019.03.20

モバイル業界を変える「携帯値下げ議論」が過熱

ファーウェイは日本を取り巻く環境を「歴史的チャンス」と発言

コスパ高いミッドレンジ端末でシェア拡大を目指す

20日、NTTドコモが特定の端末の購入を条件に通信料金を割り引く「docomo with」、購入する端末に応じて通信料金を割り引く「月々サポート」を終了する方針を固めたという報道が話題となっている。

国内のモバイル業界では携帯電話料金見直しが進んでおり、3月5日には総務省が中心に進めてきた端末代金と通信料金の分離が閣議決定された。NTTドコモは分離プランを軸とした新料金プランを4月に発表する見込みだ。

日本のモバイル市場を大きく変えるこの動きを「歴史的チャンス」と見ているのがファーウェイだ。2018年末から米中対立が加速する中、ファーウェイが打ち出すメッセージも語気を強めている。果たして日本市場でシェアを拡大できるのだろうか。

逆風吹けども、依然として業績は好調

今年に入り、ファーウェイの周辺が騒がしい。3月7日には、ファーウェイは米国政府を相手取って訴訟を起こした

さらにその内容をFacebookでライブ配信するなど、米国以外の世界市場に向けたメッセージにもしており、そのメッセージをまとめたウェブサイト「Huawei Facts」は、わざわざ日本語版も用意している。

2018年末から続く米中対立を巡る報道は、ファーウェイの業績にどのような影響を与えたのか。MWC19でインタビューに応じたファーウェイ・ジャパンの呉波氏は、「一部の消費者は影響を受けたが、2019年に入ってから売上は大幅に伸びている」と語った。

ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏

話題の「折りたたみスマホ」でもファーウェイは先行する。

ファーウェイに先立って折り畳みスマホを発表したサムスンだが、こちらはMWCではガラスケース内での「展示」のみにとどまったのに対し、ファーウェイは「Mate X」の実機を用いて報道関係者に折り曲げを試させるなど、製品化で一歩先を行っていることをアピールした。

ファーウェイの折りたたみスマホ「Mate X」。報道陣には手に取って折り曲げてみる機会も用意された

Mate Xは次世代移動通信の「5G」にも対応しており、日本では5Gサービスの開始を待って投入時期を見極める方針だという。

ちなみに3月26日に発表予定のフラグシップ機「HUAWEI P30」シリーズは、例年通りのタイミングで日本市場に投入するようだ。SIMフリーでの発売だけでなく、ドコモが採用した「HUAWEI P20 Pro」のように大手キャリアによる採用があるかどうかも注目したい。

分離プランを「歴史的チャンス」と捉えるワケ

一方、2019年の国内モバイル市場で話題となっているのが携帯料金における「分離プラン」の導入だ。KDDIとソフトバンクはすでに導入済みだが、NTTドコモは4月に発表する新料金プランから本格導入するとみられている。

分離プランの特徴は、NTTドコモの「月々サポート」のように回線契約と紐付けた端末の割引が禁止される点だ。端末の割引自体が禁止されるわけではないというものの、大幅な割引は難しくなる。その結果、10万円を超えるようなハイエンド機ではなく、3〜4万円で一括購入しやすいミッドレンジ機の需要が高まるとの見方が有力だ。

この動きをファーウェイはどう見ているのか。

呉氏は「非常に重要視している。スマホが登場したときや、SIMフリー市場が始まったときのインパクトに引けを取らない、歴史的な瞬間になる」と興奮気味に語る。

日本のSIMフリー市場でベストセラーとなった「HUAWEI P20 lite」を始め、ファーウェイのミッドレンジ機のラインアップは厚い。モデルによってはフラグシップと同じCPUでミッドハイの価格を実現するなど、コスパの高さも特徴だ。大手キャリア向けにさまざまな提案ができる体制といえる。

フラグシップと同じ「Kirin 980」搭載でミッドハイ価格の「HONOR View 20」

また、5G対応も順調だ。

モバイルWi-Fiルーターに強みを持つファーウェイは、MWC19でも5G対応ルーターを多く出展していた。日本ではまだ周波数の割り当てが終わっていないものの、国内大手キャリアは2019年内にもプレサービスを始める動きがある。5Gスマホが普及するまでの間、5Gルーターの需要は高まる可能性がある。

5G対応のモバイルWi-Fiルーターも出展していた

ミッドレンジ市場の拡大を狙って、今年はシャープやサムスン以外にも、ソニーモバイルの参入も予想されている。

この価格帯が激戦区になることは間違いないが、ファーウェイはその中で高コスパの製品ラインアップや、国内での地道な販促活動やブランドメッセージの打ち出しによって対抗していく構えだ。

ヨドバシカメラ梅田店での販促イベントの様子
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